喜びは本質であり、感情のひとつなどではない。

そのまさに生きる喜び（エクスタシー）の中でこそ、深く神秘なその門穴の中に、精は放出されるのだ。

宇宙の最も聖なる次元・・・

欺き得ない確かな創造を為す、この聖なる（性なる）現象の奥に、至高なる「まこと」を見る。

時代なるものを抜き超えた、不変なる天の本質がそこにはあり、それは全てを統治するフォースでもある。

女性が恍惚とした快感の中で精子を植え込まれるように、

「大いなる無限の喜び」の中にある人は、宇宙の本質叡智（精）に揺り動かされ、そのよろこびに震撼する。

かすかな精子が、誤ることなく人体を築くがごとく、

見えざる精（叡智情報）は、全てを【あるべきところに、あるべきように】導く。

この精こそ、全ての現象を抜き超えた永遠普遍の本質叡智だ。

性なる精を超えた、「聖なる精」によって、全ての創造法則がなされている。

真に徳ある人と言えるのは、タントラ（タオ）に全てを明け渡した人のみだ。

彼らは、まるで、男性に全てを明け渡した女性のように見える。　（自発的な明け渡し）