私たち意識（ゼロポイント）は、「未知」を知ろうとする意欲そのものです。では、知るとは一体何なのでしょうか？

頭の知識や、他人の言ったことを通じて、情報を得ることが知るということなのではなく、具体的に自分の身体を通じて経験し、自分の生身のフィーリングを使って知ることを指すのです。

そして、その前にご理解頂きたいことがありますが、昔の人間は、出来事には全て「良い悪い」があるとか、「吉凶」があるという信念をかかえていました。その二極の信念のもとに、できるだけ凶を避けるために予知占いや予知能力を発達させてきたのです。

でも、もう時代は進んでいます。統合された時代になってきています。古い時代の占いは、今後は役にたちません。

予知能力という言葉には、いまだに非常に魅力を感じる人が多いと思います。でも、この場合の予知能力とは、表面的な【できごと】を前もって知るという意味でしかありません。

よくよく冷静に考えてみると、実は自分以外の誰にも【自分のできごと】を事前に分かるはずがないのです。せいぜい今のできごとや、今のエネルギー状態しか分からないのです。

もちろん、自分自身が予知能力を身につけたいと願って、サイキックな講座を受けても構わないけれど、そんなまわりくどいことをしなくても、各自の【意志表示】そのものがもうすでに予知なのです。

ですから、自分の意志表示こそ、予知能力という言葉にピッタリなのです。ですから、未知の【できごと】がどう起こるかということを、他の予知能力者に尋ねるって変だと思いませんか？

しかも、せっかくのサプライズを何故わざわざ先に知ろうとするの？（凶を避けたいからですね）

そして、中立な意味での予知とは、自分が前もって、その出来事の【フィーリング】を先に知っておくということなのです。

「こうしよう！」という意志表示をするとき、「これって楽しそう！」というフィーリングがあれば、必ず楽しいものになっていきます。まさにご自分が予知した通りに！

あなたのことは、絶対に自分にしか予知できません！（他の能力者をあがめることは不要です。）あなたの意志が最強なのです。各自の意志表示と、【事前のフィーリング】（前祝い）を感じることこそが予知能力なのです。