愛の4段階 (いのちの質の4段階)
今一度、ご理解下さい。
【見えない内側】のあらわれが【外側のカタチ】となって現実化します。内なるものが外へカタチをとるだけです。
内なる心のありよう、愛のありようが、自動的に外へ具体的な【結実】(むすび・みのり・創造)となるのです。そして、この【結実】なくして、何かを受け取ることなど不可能です。
愛の心の「神化」(つまり心の繁栄発展)には4段階あります。
1,愛が欲しいだけ
2,ギブ&テイクという損得をもとにした愛の取り引き(かけひき計算)
3,愛をただ発動して与えることしか思っていない。
4,与えるとか、受け取るとか、そういう区別さえどうでもよくなっている。ただ愛の状態にある。
1は完全に動物意識、2は動物意識の頂点である人間意識、3からは神意識。
神意識とは完全なる愛と至福の意識で、全ての生命体が最終的には神意識になりたいという欲求を持っています。これが生きとし生けるものの本質です。
ところで、神ながらの道にも書かせていただきましたが、【虚空】(=アメノミナカヌシ)から生まれる「いのちの火」には「二つの働き」が備わっており、「遠心力と求心力」の双方向システムになっています。いのちの働きが「遠心力と求心力」の二つから成り立っているのです。
A:【中心】から外へ拡大(発展繁栄・神化)しようとする・・・・遠心力
B:【中心】のほうへ収縮しようとする・・・・求心力
Aが創造のエネルギーなのです。遠心力です。全体愛という深くて広い愛です。これが発展・繁栄を欲求する「いのち」の動きです。神化への【積極的な側面】です。「与えよう!」という意志です。
Bは受身的で控えめな側面です。【消極的な側面】です。受容性です。「与えられよう」という受け取る側面です。
愛を意志して発動すると、自動的にいやでも拡大するのです。愛だけが拡大増殖のエネルギーだからです。ただ、愛という肉眼で見えないもの(=いのち)の拡大だけの方向性しかなかったなら、どこまでいっても「見えるカタチでの結実」が起こりません。
どこかで動きが止まってくれるからこそ、結実(現実化)が起こるのです。
動きが止まってくれるのは、【中心】へもどろう、拡大とは逆の、「収縮しようとする働き」によってです。「いのち」の拡大が止まってくれて、結実(実り・むすび・創造)になったあとは、ありがたいことに自動的に発信源である【中心】のほうへ戻るのです。【中心】へと引き寄せられていくのです。これもまた「収縮しようとする働き」のおかげです。
拡大さえ意識していれば、「実り(創造現実化)」と「撤収(受け取り)」が自動的に起こるのです。
だから愛という「いのちの火」を輝かせよう(愛の発動)ということだけを考えて実践していればいいのです。
多くの人が「引き寄せ」という【収縮】の方向(収縮の動き)を主に願っておられますが、真っ先にあるべき愛の放出や「拡大」がなく、当然そこからの結実が起こっていないのに、一体何を引き寄せるのでしょうか?
しかも【収縮】のエネルギーは、【破壊と死】のエネルギーですから、「引き寄せ」だけを願っていると、創造のための「いのち」が無駄に死んでいくだけです。ですから、欲しがるだけの人は、充実感や満足感が少ないのですね。
愛と至福の心の種子を自ら蒔いてもいないのに、回収することなどできるはずがないのです。そして、神意識という愛の質は、回収を目的にしていません。実りが現物となって来てくれるから、ありがたく嬉しく受け取り、その実りの素晴らしさを祝うだけです。実りとなってくれたものを祝う心、まつる心だけです。
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