昨日は、博多にて沢山の方々にお会いでき、本当に嬉しかったです。
なつかしいお顔もちらほらと拝見でき、心が温かくなりました。
さて、本当に素直なご質問をいくつか頂きましたので、その中でもやはり大切な部分は、今あらためてここに書かせて頂こうと思います。

「空」を感じるってどういうことか？
悟りを得ると感じることができるとか、特殊な瞑想や修行で分かることができるとか、そんなの真っ赤なウソやからね！（笑）
それに、【「空」は感じるものじゃなく、生きるものだから！！】
ですから、いかにも誇らしげに特殊なことを言う先生こそ真髄をあまり分かっていらっしゃらないか、やはり他者から聞いた知識情報にジャマされて、「なま悟り」なだけです。
頭には分からなくても、実は誰もがみんな【空】の手の内にいるのです。

まずは、他の方たちの過去の情報や知識をいったん脇に置いて下さい。
頭が過去の情報を握ったままでは、どんな事実を聞いても理解できないでしょうから。
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各自（個としての人型生命体）は決して個のみの力にて勝手に生まれ来たるのではなく、個を超越した大いなる力によりて生かされていることが分かります。
個別の生命を有する無数の人たち、でも、その根本中心に入ってみるならば、みな同じ根源の大いなる力（大生命）に帰着します。
あらゆる個としての生命体から進入して、共通の「根本」に到達すると、そこは結局たった一つの「普遍的な大生命」となってしまいます。

そして、その「普遍的な大生命」は爆発的な欲・爆発的ないのちそのものであり、それを生み出しているのが他ならぬ「個人を超越した本質的あなた」であり、「あらゆる全ての個人」によって「普遍的な大生命」が表現せられつつあります。これが生きるという真髄です。
この【普遍的な大生命】を【空】というのです。

【空】の道は、この現実界において神としてのイヤサカなる心を練る道であり、それは【肉体を用いての実践実習の道】のことです。

いつだって、どこにいたって、何を思って何を感じていたって、常にあなたという「個」は、【空】の現れでしかありません。
そして、不自然な現れ方をしているか、自然の調和秩序（イヤサカ）にのっとって自然な現れ方をしているか、そこが幸・不幸の分かれ目です。