今日、大阪の古事記セミナーが修了。大変お疲れ様でした！　昨日のフォローアップにご参加された方々も、本当にありがとうございました！ 伝えるべきことを手渡せたこと、それをちゃんと受け取って下さったことに、心からお礼を申し上げます。今、とりあえず本望です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一時期もてはやされた［プラスの思考］や［プラスの言葉］、これをできるだけ意識したり口にするのは何のためか？それは、その奥に隠れている［マイナス］に気づくため。そこに気付いて、そのマイナスを愛で【受容】するため。融合するため。分断され、否定されていた［マイナス］を融合して【全体ひとつ】に戻すため。

ですから、ただわけもなく、やみくもにプラス思考やプラスの言葉を宣言してさえいればいいかというと、決してコトはそんなに単純ではありません。
何かをプラスとマイナスに分けて分断し、しかもマイナスを否定した時点で、プラスも否定されて消えます。
銃口が２つに分かれたライフルから、二発の弾を同時に発砲し、片方の弾を途中で飛ばなくすると、もう片方も同時に飛ばなくなるのです。乾電池のマイナスの側を壊したら、同時にプラスの側も壊れるのです。
二極に見えても、全体ひとつだからです。二極のそれぞれの片方は、もう片方のための裏方であり、補助であり、補足であり、サポートなのです。これもまた聖なる双子です。

あなたが何かを恐れているとき、それは否定しているということです。「そんなこと、絶対にあってはならない！」と否定しています。「ああなったら、どうしよう！」というように失敗を怖がって、その失敗を否定するということは、その対極の成功も消えます。全体ひとつである［あなたのエネルギー］が半分に分断され、しかも否定されるから、創造するための［愛エネルギー］が不足するわけです。シンプルに力学の話です。
プラスかマイナスかという話ではなく、自分への全体愛なのか、部分愛なのかという話なのです。

そもそも、成功とは？失敗とは？
それは表面的なカタチのことではありませんし、表彰式のような最終ワンシーンを目指すことでもありません。
何を成したか？ではなく、［どんな思いを込めたか］で成功が決まり、価値（勝ち）が決まるのです。
そして、他者の価値観による［成功か失敗か］を採用せず、あなたが自分の価値観に愛と誇りをもって［成功］かどうかを決めて下さい。あなたが悔いなく取り組んだという誇りから、成功かどうかを決めるべきなのです。