大地の“いのち”

| すぴりちゅあるブログ

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本日、奥琵琶湖から戻ってきました。
三泊のあいだ、食事で本館のゲストハウスに行く以外は部屋にこもりっきり。
で、随分と筆がすすみまして、8合目くらいまで書けた気がします。

それで、すごく不思議なことに、肩コリにも、腕のけんしょう炎にも、頭のヒートアップにも、全く陥ることがなかったのです。
そして、完全に静かなログハウスの部屋に一人だけど、淋しい感じが全くしない! 暗い夜道を歩いていても淋しくない!

考えてみれば、お母さんの子宮にいるとき、すでに個別の肉体で存在しているのに、何も孤独感を感じないでしょう?
あれと似ているのです。
大きな大きな“いのち”と無条件の愛に包まれている感覚があって、個別の肉体でいるのに、本当に満ち足りてしまうし、全くもって疲れないのです。

二日目の24日のディナーの時は、私しかお客がおらず、その本館の支配人さん(料理長)と個人的な話をする時間がありました。
「すごく落ち着くんです」と私が言うと、「そうでしょうね。ここの場所、ものすごく大地のエネルギーが強くて、身体にその気がシッカリとめぐるからです」とのお答え。
大地の【いのち】がハンパないんですね。(さすがイザナミ!)
そういえば、初日の夜、すごい巨大な大蛇の夢をリアルに見ました。私は、さすがに怖くて、殺虫剤で対抗していた夢ですが、キンチョールじゃあ・・・(笑)

「でね、僕が最初にここへ来た時、【地】の気のすごさを感じたけれど、なぜか逆に【天】の気が循環していなくて、これは何とかしなきゃと思ったわけですよ。ま、他の人はポカンとする話だけど」
「ああ、分かります。では、どうされたのですか?」
「【天】の気を動かすのは【人】なんで、どんどん働けばいいと思ったので、それをみんなに言いました」
そんなやりとりをしましたが、やはり料理長さんだけあって、感覚が繊細な方で嬉しかったです。

それにしても、古事記を知れば知るほど、そこに書かれてあるのは、【いのちがけ】とか【死に物狂いで】とか、そういうことばかりのオンパレードです。
自他が栄えていくために、森羅万象が栄えていくために、いのちの発展のために、とにかく【まごころ】を尽くし、生死を超えて実行することしか書かれていないのです。
須佐之男神(スサノオ)もしかり、大国主神(オオクニヌシ)もしかり。

「いのちを惜しむな!意気込みを100%で!」のようなニュアンスばかり。
肉体のいのちも大地のいのちも同じ。
いつも大地から頂いているいのちを、目いっぱい、いのちがけで出していけば、大切な「こと」や「もの」が腑に落ちていきます。

そうすることが、逆に疲れないことだと分かってもきます。
普段、肉体が消耗したように感じるのは、いのちを出していないからですね。
出しにくい環境も確かにありますが、自分自身が「いのちをかけるぞ」と決めると、環境のエネルギーが確実に変わりますよ。

決めることで【地】のいのちが動き、実際に行動することで【天】の気も循環するようになって、気持ちがいい環境になるはずです。

※ 上の写真は、ログハウスの部屋の内部で、右はじの机で執筆しました。暗い写真なのは、携帯の画像だからです。

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