「不二」による「不死」へ
本日の内容は、もと受講生さん(Sさん)の表現も多々お借りして、
長文の手間を省かせてもらいました。
Sさんもカラダの大切さを説いておられて、
深く感謝しております。ありがとうございます。
………………………..
今までの時代は、
あまりにも「意識」が横暴でした。
まさに意識からカラダへの
ドメスティック・バイオレンス。
俺の好きにさせろ~!
俺の人生の趣味に
口を出すな~!
俺の妄想の部屋には
入ってくるな~!
カラダという妻に対して、
そう言い放ってから幾星霜・・・
世間にあふれかえっていた状況はすべて、
「意識の、意識による、意識のための」幸せ獲得ゲームばかりでした。
たとえスピリチュアルな側面を生きる方々であっても、
意識の横暴には変わりがなく、
「意識の、意識による、意識のための」進化ゲームや
次元上昇ゲームをしていたのではないでしょうか?
カラダとの「アイの対話」が自然に取れているかどうかと言う点は、
本来は何をするにしても基本となります。
命の歓喜が
広がる方向を、
カラダ(妻)が
ちゃんと
示してくれるからです。
確かに意識が暴走する体験を積むに当たっては、
意識がカラダの存在を「都合のいい時だけ」思い出し、
後は、横暴な
好き放題をする状態が続きました。
そして、そのようなアイではない経験も大事であり、
宇宙はそれを観察したかったのです。
でも、
それももう終わりで、
今現在は、カラダと調和し、
和合する「不二の時代」に入っています。
和合して不二にならないと、
意識もカラダもこれ以上は完全に行き止まりだからです。
物理的な制限や限界を突破し、
さらに突破し続けるには、
アイでの和合
(不二)が
欠かせません。
陰陽合一して和合することへのノウハウは、
宇宙最善のタイミングが来れば、その時点で全員に配られるなんてことは決して起きません。
カラダと和合する、しないは、
各自ごとの「自由選択」であり、それが宇宙法則の一つだからです。
ということは、
ただノホホンとタイミングを待っていても、
他の誰かや、創造主や、UFOに乗った宇宙人が
私たちを自動的に和合状態にさせてくれるなんてことはないのです。
それぞれの
自由意志で成すのが
和合であり、陰陽合一。
そして、カラダはとっくに
「和合(不二)の入口」に立っています。
「不二」であり続けると、
意識もカラダも
夫婦そろって
「不死」へと進化します。
カラダはスタンバイしているというのに、
個人の意識だけが今までの横暴に未練たらたらで、
エゴ・ルーム(お気に入り妄想の自室)から
出て来ないのです。
お気に入りの趣味や、美学コレクションや、
正義感がいっぱい詰まった狭い自室。
代わり映えしない意識のパターン、
慣れ親しんだ思考や行為のパターン、
この世を生き抜く為の
色々なノウハウやサイキックな武器や、
誰にも見せたくない弱みや
コンプレックス・・・
いつからあるのか分からないような、
代々受け継がれて来た無意識のクセ、無意識の先祖パターン、
これらがあふれかえっている無意識層、
これがエゴ・ルームにあたります。
こうしたものが集まる住み慣れたスペースから
画面越しに、
外の世界の変化をこわごわと眺めたり、
たま~に妻(カラダ)のことも思い出すだけの横暴な意識。
あなたの意識は
いかがでしょうか?
今、
どうなっていますか?
今もなお、ほとんどの方々の意識は
カラダを置き去りにして、感情的にヒートアップしています。
何のために?
各自の意識が、その時その時の
「個人的な達成感や満足感」を得たいからです。有限の現世利益を得たいからです。
どこまでいっても、
「意識の、意識による、意識のための」満足感を得たいだけ。
意識ばかりが興奮し、
盛り上がって(時には盛り下がって)、
「これが好き~」
「そんなのイヤ~」
「アイツは嫌い~」
「やったぁ、嬉しい~」
「くやしい~」
「不安だ~」
そういった感情のオンパレードに
興奮しています。
カラダは、仕方なく付き合っているだけ。
付き合っているというより、意識の感情興奮を支えているのはカラダなのです。
こういった一人よがりの感情とは異なり、
アイ(感謝・祝福・敬い)を実感して生きることは、
意識の歓びだけでなく、
カラダもイキイキするような動きへと通じていくのです。
たった一つの根源本質(創造主の呼吸)から、
私たち魂(真の意識)は生み出されたのですが、
その器として霊体を授かっており、
意識とカラダの「一対」で生きていくことで、本当のアイの進化をするはずでした。
私たちの真の意識(=魂)とカラダが、
天の意向に沿って「一対で」生きていたなら、何も問題は無かった・・・。
発展進化だけが起こり、
不具合も、病気も、貧困も、戦争も起こることはなかった。
ところが、天の弥栄の意志に沿わない「意識」になってからというもの、
私たちの意識は、
カラダに関して、「霊的な認識」をせずに、
「物理的な肉」としてのみ認識するようになりました。
カラダを意識の奴隷とし、
下女のように酷使してきました。
そんな横暴な意識でしたから、
アイの進化ができなくなり、カラダの発展も止まったのです。
奇跡を起こす御神体では
なくなってしまいました。
神界では「自分が意図したこと」が
すぐに具現化できます。
お金を経由しなくても、
何でも空間から創り出せるのです。空も飛べます。
ということは、限界のない神界では
特に何も困らないからこそ、
自らのアイを向上させようという氣もちには
絶対にならないわけです。
つまり、アイを学べるのは、
そしてさらにアイを深めるのは、
神界ではできないからこそ、
わざわざ「物理的な限界」がある地球に来たのです。
物理的限界、時間的限界は、
真の意識とカラダの
和合(不二)でしか
突破できない、
このことを「実体験」でもって理解するために
地上界に来たのです。
ますます天意に沿ったアイを深め、広げて、
ドンドン物理的限界を突破し続けるためだったのです。
アイを意図し、
「カラダと一対で」アイを実践し続けることで、
物理的な限界や上限を
超えていくことができます。
その体験と、体験からの歓喜を味わうために
地球に来たのです。
意識の向上だけでは
何も成すことができず、
アイが満ち満ちたカラダが動いてくれなければ、
地球では何の活躍もできません。
いにしえの覚者(真の聖者)たちは、
意識だけでなく、カラダのことも日々健やかに進化させ続けていましたから、
不死のカラダへと
完成しつつあったのです。
私たちも、「自発的に」意識の側からカラダを愛し、
自愛たっぷりの5次元以上のカラダにしていくことが大事です。
本来、意識とカラダの間で
「アイの情報」がやり取りされるためには、
「双方向」の
対話ルートが必要です。
それなのに、今までのような意識の横暴のせいで、
意識からカラダへの命令ルートばかりが強化され、
カラダから意識へ向かうアイ情報のルートが
弱体化しています。一方通行なのです。
El mundo físico(『物理の世界』)掲載の挿絵。
アイ情報のやり取り(アイの対話)と言うのは、
意識とカラダとの夫婦間で、当たり前に交互に行われるものですし、
特にカラダからのメッセージは、
穏やかで繊細で小さな“声”ですから、
誠実に意識を向けて、
真摯に聴かせて頂く「謙虚さ」
が必要です。
一般の方々の意識は、
何でもない時にカラダのことを思い出すことはなく、
どこかが痛いとか、病気になったとか、事故にあったとか、
何かしらの不調がないと、思い出すことがないのです。
皆様は
いかがでしょうか。
カラダの痛みや、氣持ち悪さがある時には、
それらを「意識」も共有せざるを得ないので、
好き勝手な横暴が出来なくなるから、
ようやくカラダに注意を向けるのです。
そんなカラダの状態になって初めて、
「無理させたな~」とか「大事にしなきゃ」と思ったりする。
そして回復した後、
またしても意識は同じことを繰り返す。
カラダの不調は「意識の発展」にも影響しますし、
カラダの存続が危ぶまれれば、当然、意識の存続も立ち行かなくなる。
それなのに、その場だけは「ハイ、分かりました!」となる。
でも、時が経つとカラダを忘れてしまう。
多くの人達は、自分の 意識の内側(エゴの自室)にある
「思考や雑念」の騒々しさのほうに耳を傾けてしまうので、
カラダの繊細な「声・音・ひびき」は
搔き消されてしまうのです。
でも、皆様は
それでいいのでしょうか?
カラダと和合するも、しないも、
自由選択ですが、
いかがなさいますか?
今夜のオンライン瞑想会では、
カラダからの「アイ情報のルート」を活性化し、
カラダとの「アイの対話」を可能にするべく、
双方向ルートを取り戻していきたいと思います。
次回の更新予定は
7月16日(火)です。
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