(先ほどの続き)

| すぴりちゅあるブログ

手術エゴは【いのち】ではありません。そこから造られた物体のようなものです。
でも、その物体としての[小エゴ]に一体化して生きる方もいれば、生きた【いのち】の意向とちゃんと一体化して生きている方もいます。

実話です。藤田保健衛生大学病院に勤務されている佐野先生という方のことです。
ギネスで認可された世界一の脳外科の先生で、[きれいな手術]を得意とされ、血をほとんど流さないような器用さを持っておられる方です。その器用さはスペシャルな才能で、ダントツ素晴らしいのですが、ところが佐野先生は、他の医者の方々のためにも、後進の先生たちのためにも、医学界の発展のためにも、いったん自分の器用さを封印し、だれもができる[きれいな手術]のほうも完成させようと努力されています。

「だって、僕だけが[きれいな手術]ができても、僕がいなくなったら、あとが困るよね。そしたら意味がない」
そのような、全体を考えている先生(弥栄な先生)だからこそ、そのスペシャルな器用さが花開いたのだと感じました。
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次は[エゴ]に関する笑いばなし(師から聞いた話)です。
『 例えば、私のところにやってきて、[私は孤独です]と言う人がいる。その理由のせいで彼は不幸だ。次に別の人がやってきて、[独りになれる場がありません]と言う。その理由のせいで彼女は不幸だ。また別の人は[仕事に追われて不幸だ]と言うし、また別の人は[仕事がなくて不幸だ]と言う。

結婚している人も不幸だし、独身も不幸だし、子供がいなくて不幸だし、子供がいるから不幸だ。
どうやら不幸の専門家が多いようだ。みんな、実に上手に理由をつけて不幸になっているよ! 』
(あなたはどう思われますか?)

次も師の本音です。 
『 私は今まで沢山の人に出会ってきた。彼らが悲しみについて語るとき、私はワザワザ深刻な顔をする。そうしないと私が同情していないように思ってしまう。そしてこころよく感じない。二度と私に対してオープンではなくなる。だから彼らを悲しみから抜けさせるために、ワザワザ私は、悲しみに対しては悲しい顔をし、苦しみに対しては苦しい顔をし、深刻さに対しては深刻な顔をする。

でも、それらは彼らのエゴの創造物だ。彼らはあらゆる手を尽くしてそれらを作り出す。そして、私が本気でそのパターンから連れ出そうとすると、無意識にあらゆる障害を作って反発をするのだ。 』

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