「痕跡」の変容
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久しぶりに、ある女性の
ご相談事をお聞きしました。
その女性に限ったことではなく、
どなた様であれ、悩み・相談事というのは、
結局のところ
何かへの【怒り】をぶちまけているだけの状態です。
つまり、何かに対して、文句が言いたいだけなので、
そこには、何の解決も見いだせません。
ハッキリ申し上げますと、何かへの【怒り】の裏には、
自分が宇宙のアイから見放されたような感覚(悲しみ)が必ず隠れています。
でも、そんな悲しみがあることを
自分自身が認めてしまうと、
もう二度と立ち直れない気がするため、
悲しみを「怒り」へと転じていくのです。
そして、「あの人のせいで」
「あんな出来事のせいで」「何々のせいで」と文句を言うわけです。
そのうち、文句を言うことのほうがクセになり、
本来、私たち魂が何を望み、何を体験したがっていたのか、それをすっかり忘れてしまうのです。
ずっと怒り続け、ずっと文句を言い続けるためには、
その怒りや悲しみのトリガーになった「出来事」を、
細胞レベルでの記憶として
ストックしておく必要があるわけです。
そのストックから、自分の体験の記憶を取り出して、
リアルに思い出して、何度も何度も感情を爆発させながら、文句を言うのです・・・。
そのうち疲れてきて、ようやく
自らが「癒し」を求めるようになります。
そして、癒しを追求していくと、
(神仏と共鳴しながら)魂のアイで「感情」を溶かしていく方法がベストだと分かってきます。
でも、怒りや悲しみを溶かしただけでは、
エネルギーがプラマイゼロになっただけで、細胞レベルでの【歓喜】は起こっていないのです。
私たちは、魂の本質である【アッパレな歓喜】を
このカラダを通じて外側へ表現したかったから、このカラダを頂いているわけです。
本来であれば、全身でアイの歓喜をいっぱい表現したくて
今のカラダを頂いていたのに、
文句を言うような体験を
(相当な割合で)このカラダにさせてきました。皆様はいかがでしょうか。
そして、その体験の痕跡を供養することなく、
今日もまた文句を言うような現実を少なからず重ねていき、
不安がってみたり、ハラを立てたりして、
その体験の痕跡を全身の細胞に残していくのです。
なので、怒り・悲しみ・不安のエネルギーを
アイへ溶かすだけで「癒し」を終えるのではなく、
カラダに記憶としてストックした「アイではない感情体験」を、
本来するはずだった「歓喜の体験」へとやり直して、
肉体細胞の痕跡(記憶)を完全変容させ、
「歓喜の体験」の記憶として刻印し直すとき、
ようやく
「癒し」が
完了になります。
ただ単に、誰かへの怒りが消えただけでは
癒し完了なのではなく、
その相手との関係性が
歓喜を感じるくらいにまで変容しないと、「癒し」は完了していません。
感情が消えるだけでなく、歓喜までいって初めて、
過去の出来事の記憶が完全に変わっていきます。
実際の過去の出来事が「歓喜の体験」へと変容することで、
腹が立つような過去が完全に癒されます。
そうでないなら、いつまでたっても
「過去の記憶」をストックから取り出しながら、
延々と文句を言うパターンを
繰り返すハメになります。
さらなる詳細な説明や例題は、
「8/16先祖エゴの昇華供養」のセミナーでお話しさせて頂きます。12日〆切です(厳守)。
次回の更新予定は
8月13日(金)です。
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