７月の半ば（盛夏になる直前）に
咲きほこるハスの花は、

一つの根から（一つの茎から）一つの花しか咲きません。
「一茎一華」と言うそうです。

「根の意」がそのまま「茎」となって伸びていき、
そのまま「花」となって咲くわけです。

宇宙は
たった一つの
「根が意」から
開花しました。

だから、あなたの「根が意（ねがい）」も
宇宙と同じものに絞り込みましょう！

それが最もスムーズに
ますます「根が意」を開花させる秘訣です。

すでに皆様の「根が意」は
定まっていますよね？

それを人生の中心として
大きく花を咲かせていきましょう！

「根が意」が大事とは言っても、
根の中に意を閉じ込めているだけなら、意味がありません。

後生大事に
かかえているだけなら、根が無いのと同じ。

ハスが見事に花開くのは、
大切な「根が意」をただ内側に保持しているからではなく、

外へ、上へと、ものすごい勢いで
氣エネルギーを拡大させているからです。

なので、心の「根っこ」の部分では
「いつも祈っています」「いつも感謝しています」とおっしゃる方であったとしても、

もしかしたら、ただご自身の心の中で
祈っているだけなのかもしれず、それでは意味がありません。

何も祈らない人よりは
多少はマシかもしれませんが、

感謝やイノリをちゃんとした「生きたエネルギー」に変えて
意識的に広げていかないならば、茎は伸びないし、花は咲かない。

イノリや「根が意」という単なる概念を
「生きたエネルギー」にしていくためには

じっと大切に内側で握りしめているだけでは、
氣エネルギーはしぼんでいくばかり。

だから、氣を拡大するような感覚（＝実際の瞑想）が
日々大事なのです。

ですから、今、考えても仕方がないことを考える暇があるなら、
清明（さやけ）の氣を周天させる状態であって下さい。

意識的に清明な生命力を大きく巡らせたり、
広げていって下さい。

カラダを通じての
エネルギー拡大が大事です。

「だって、考えなきゃいけない事もあるし」とおっしゃる方は、
先ずは自分で考えることに生命力を使うのではなく、

天に問いかけるほうに
生命力を使って下さい。

そして、真摯に天に問いかけたあとは、
その質問（エネルギー）を全面的に「手放す」ことが大事です。

ずっと握りしめていると、
いつまでたっても天に届かないからです。

天に届けられたあなたの質問は、
必ず「こたえ」として戻ってきます。

多くの方は、「根が意」が明確でなかったり、
たった一つに絞り込まれていないために、「一茎一華」にならない。

明確でなかったり、複数の願いに分散しているなら
皆様の生命力に勢いがなくなり、縮こまる氣になってしまいます。

そういう「縮こまる氣」が
世間には溢れかえっています。

伸びやかじゃない。ハレバレしていない。
何かを途中でやめることも「縮こまる氣」です。

何かをやめることが、それがレベルアップするためであったり、
次の段階のことを開始するためならよいのですが、

天のイノリが弱かったり、願いが複数であるために
上昇する勢いを失って、開花どころか、茎になる前にやめてしまう。

途中で「勢いを失う」
何かを「やめてしまう」という性質やクセ、

これもまた
浄化（癒し）の対象となります。

決して感情の傷だけが
癒しの対象ではないわけです。

ご自身の魂の才能、例えば「他者を敬う」という才能を
ほとんど使わず捨てていたり、ほったらかしにしたり、

ひどい時には悪用したりする、
そんなクセや性質のエネルギーを、自らの中に持っていないでしょうか？

生命エネルギーを限りなく外に出していくという才能を、
ほとんど使わずに、逆に壊しているクセや性質を持っていないでしょうか？

魂の才能を捨てるような性質エネルギーを
あなたが持っている限りは、

今後も魂の才能を捨て続けることになりますので、
そのような性質は必ず浄化し、癒して、光のアイへと戻す（よみがえらせる）しかありません。

魂の才能を
捨てたり壊すようなクセは、

意識的に「浄化する」ことは重要ですので、
なるべく７月か８月のオンライン瞑想会でも取り上げようと思ってはいます・・・。

次回の更新予定は
７月１３日（火）の予定です。