■「お知らせ」オンライン瞑想会の皆様へ

２６日（リベンジの瞑想会）のほうが
内容としては深くなった気がしますので、アーカイブはそちらに差し替えます。

その瞑想会が終わり、
今、丑三つ時になっています。

そして、急にブログが書きたくなって
書いています。

（あらためて）
瞑想とは何でしょう？

瞑想とは、覚醒と悟りの道を
歩んでいる状態に他なりません。

それは無我（ノー自我）のことだからです。
無心になっている状態。無私の心の状態。

つまり、中身がいっさい無い
「純粋な意識」「大らかな美しい心」になっていること。

ところが、一般社会（不覚社会）にばかり
どっぷりハマって生きている人は、

相も変わらず考え続け、
相も変わらず分析し続け、心配事や心労の中にいます。

思考や雑念が動き、
記憶や感情が動き、沈黙した意識ではいられない。

穏やかで純粋な意識のまま、
「今ここ」を過ごすことが耐えられないから、

瞑想に入れないし、
瞑想をつまらないと思う。ひどい時には「くだらない」とさえ感じる。

だから、つい無意識に
瞑想からは逃げてしまう。

そんなことを過去に
私も経験したので、逃げる気持ちはよく分かります。

こんなこと（瞑想）をやっていたって
豊かな状況がやってくるはずがないとか、

こんなことやっているうちに
他の誰かが自分を追い抜てしまうかもしれないとか、

具体的な生産性が見えないから、
励みにならないとか、そんな思考ばかりが湧き、

おちおち瞑想の静寂に
入る氣には到底なれなかった私でした。

でも、結局は自分から逃げているだけだから、
自分へのアイは消えていくばかり。

師の一人が
言っておりました。

瞑想は長い旅であって、
近道はない。

誰であれ、近道があるなどという人は、
あなたをだましている。それは長い旅だ。

なぜなら、幾多の生を経て、
自我の状態（純粋な意識ではない状態）は成し遂げられてきたからだ。

型にハマった習慣や思考による幾多の生、
そして、その意識の構造・・・

それこそが、あなたが瞑想を通じて
落とさなければならないものだ。

そこに本当に瞑想がある時には、
純粋な意識の静寂がしみわたるものだ・・・と。

次回の更新予定は
１２月２９日（火）です。