真っ最初に生じた宇宙の営みは、
イノリの音波でした。

弥栄＆神業成就（全員が神として覚醒すること）
のイノリは、普遍的かつ究極であり、

他のどんなに素晴らしいスローガンも、理想的な願いも、
宇宙創造主のイノリを超えるものは何一つありません。

何にもまして
優先されるべきスピリチュアル道です。

今、再び天城連峰の近くの宿に来ていますが、
この土地といい、宿の中といい、もてなすスタッフの寡黙なバイブレーションといい、

食材の一つひとつといい、
繊細で深いイノリの氣を感じずにはいられません。

だから、この宿が栄えないはずがありません。
天の富氣（とき）、地の利、人の和、この全てが調和している必要性を感じます。

この地で、あらためて
イノリの氣を学んで帰ろうと思って来ています。

私たちにとってイノリがなぜ大切かと言いますと、
各自の魂の中から

「やおよろずの神々」の
神働きを呼び出すためのものだからです。

ビッグバン以前の混とんとした虚空も、
イノリの言霊があって始めて、「神界」としての調和と秩序を見せるようになったのです。

従って、私たちの人生や日常生活も、
身口意を用いての弥栄のイノリが基本になるのが普通です。

この基本的な本道からズレてしまうときに、
純粋無垢な神魂ではなくなり、エゴイスティックな自我へと変質してしまうのです。

そして、よろこびごとが
全て滞っていきます。

私たちがイノリをやめてしまうと、
「中心の愛」から少しずつズレていき、ドンドン生命力が落ちるのです。

それは物理次元を発展進化させていくような
「叡智」と「神パワー」が不足していくということです。

神パワー（生命力）が落ちているから
ウイルスにもやられています。

それなのに、生命力を高めるほうに行かず（魂の力を高めるほうに行かず）
ますます「消毒」などを強める・・・・

そうなると、ただでさえ低くなっている生命力が
強い消毒によって、ますます自然治癒力が落ちていきます。

消毒に頼りすぎることのほうが、
ウイルスよりも警戒すべきことです。

イノリをやめてしまうのは、
ご本人に「神魂」としての自覚が薄いためです。

神魂としての自覚と言動を
「するか・しないか」、

その選択が、人生の全ての「明暗」を分けます。
「幸・不幸」を分けます。

神魂の自覚が無ければ、
「イノリの欠如」と、まことを尽くすという「行動の欠如」につながるのです。

ですから、宇宙創造の本道（神ながら道）をはずすことなく、
私たちがこの弥栄へのイノリを動機として生きていくならば、

私たちの中からは、
並はずれた生命力が生み出され、

色々な物事を自然に繫栄させるような能力が
見事に（美事に）開花することになります。

私利私欲や、功名心や、賞賛を度外視し、
あらゆる他者の魂が「神として目覚めていく」ことをイノリ続け、

彼らが持てる能力を
いかんなく発揮しながら活躍できるようイノリ続け、

そのために自分が出来ることは何でもするという、
最高の「尽誠の魂」を起動して下さい。

それが私たちの
神としての本質です。

「神魂の自覚」と「弥栄のイノリ」は
密接な関係にあり、表裏一体です。

イノリが無いなら
「神」とは言えません。

そしてイノリは、
魂をこめて全身全霊で行うものであって、

事務的に軽く済ませるものでもなく、
口先だけで文言を唱えるものでもありません。

やればやるほど
宇宙の神秘と、普遍的な真実が分かってきます。

次回は、
６日（火）の更新です。