イノリのキャッチボール(続き)
ある方からのご連絡メールで、
補足したほうがいいなと、気づかせて頂いたことがありました。
言霊(魂の声)と、まが言(自我の声)と、
この双方の明確な「違い」を
しっかり区別できるようになさって下さい。
昨日のブログに、
「天狗神の場合、少しでもよこしまな心が動機になっていると、自我にとっては相当にキツイ反動を送ってよこす神だと思います・・・」
と書きましたが、
その反動を送ってよこすのは
「愛」であって、
決して自我に罰を与えようと
しているわけではないのです。
それがどんなに「愛」であるかの理由は、
後半に書きます。(今日も長くなりました)
……………..
ご自分が何かを
「そうしよう」と決めたにもかかわらず、
「怖気(おじけ)づいてしまう」「恐くなる」
という想念が湧いた場合、
その想念の心が「自我の声」だと
気づいて下さい。
「恐い」と言う声、
それが、
自我のセリフ!
「怖気づいてしまった」のも、
「恐くなってしまった」のも、
魂の声(言霊)なんかじゃなく、
自我の「まが言」だということです。
そんな「まが言」の
言いなりになってしまうなら、
それこそが
「よこしまな心」
です。
恐怖の声の
言いなりになれば、
自我はもっと肥大化して、
もっと恐がるようになっていくだけ。
ますます「よこしまな心」になり、
ますます「まが言」を発するばかりです。
しかも、「恐い」と言う人に限って、
必ずそこでコトバを終える。
「恐がらない自分になる!」
という新しい決意を開始しない。
つまり天に向かっての「イノリ直し」が
欠如しているのです。
悩んでいる人は、
イノリ直しをしない人が多く、苦しいままです。
言霊のキャッチボールですが、
「自分」と「天」とのキャッチボールが最も大切なことです。
これがホントの
霊界通信です。
天に向かって、
大生命をさらに躍進させるような
「要素」を語っていますか?
(要素に関しては、前日に書きましたね)
恐れでいっぱいの
「まが言」が出てきた時こそ、
愛で溶かして
「カラにするチャンス」です。
せっかく出てきてくれたのに、
「恐れ」を溶かさないで無視するのは、
あまりにも
自我に対する愛がない。
自我も、もともとは
光の愛だったのですから!
最高の愛を天から授かり直し、
自我を本来の愛に戻すべきです。
では後半に入ります。
…………….
誤解しないで頂きたいのは、
私たちの魂の目的は、
「全員が神魂の自覚を保ち、
皆で共に栄えること」であって、
そのために
イノリをするのであって、
自我を溶かして浄化することが
主たる目的ではありません。
真の目的を忘れて、
癒しや、ヒーリングや、浄化ばかりに心が向いていると、
その心の期待に
応えるかのように、
癒さなくてはいけないような
「辛い現象」を逆に創り出すのです。
口から出そうが出すまいが、
頭や心の中に「まが言」を大事に持っていると、
それは必ず
動こうとします。
種があるなら
芽を出すのです。
まが言は、口から出るか、あるいは
全身の気孔から出ます。
自分から出た「まが言」は、
「共に栄えよう」という大宇宙の弥栄システムとは共鳴しませんから、
痛みや苦しみを感じるような現象と
共鳴していきます。
それだけでなく、
「まが言」を口に出したご本人には、
天からの並はずれた生命力(生きる歓喜)が
もたらされません。
内側から
湧いてこないのです。
このような
不自然で苦しい現象は、
決して喜ばしいものではありませんが、
だからといって、
落ち込んで、腐った気持ちには
なって頂きたくないのです。
(ここからが今日の核心部分)
実は、そんな辛い現象にさえ、
実に重要な「感謝すべき役割」があるからです。
考えてもみて下さい、
もし、そんな現象が起きなかったなら、
私たちは「魂の進化(神化)」と
「弥栄発展の方向」を
ず~っと永遠に
見落とすことになるからです。
自己の魂を立て直す「シグナル」として
その現象に感謝し、
自己の魂が行き場をなくさずに済んだことへの
感謝を忘れてはならないのです。
魂の方向性を失うことほど
苦しいものはありません。
これが本当の
生き地獄です。
無限に続くはずの霊的な進化、
魂の進化を見失うなら、
この物理次元に
肉体を持って存在する「真の歓喜」は完全に消失します。
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