ずっと書こうと思っていたのに、
優先順位の高い内容から先にアップしているうちに、日にちが過ぎてしまいました。

それはゴールデンウイークのことでした。
長期講座の方々にはお話しさせて頂きましたが、

ゴールデンウィークに
名古屋で催された「大骨董市」に、友人夫妻に誘われて出かけた時のお話しです。

何も買うつもりもなく、
色々な出物をただ鑑賞していたのですが、

まさにズ～ムイン！という感覚で
「向こう」から飛び込んできた品物がありました。

それは、チベットかネパールの高僧が
首飾りとして身につけていた「法具」でした。

もちろん、単なる装飾品ではなく、
「いのり」のための法具です。大きさは、ちょうど「手のひら」サイズです。

それを手に乗せてみた瞬間、
その高僧が「どのような真摯な思い」でいのっていたかが、ビシビシ伝わってきましたし、

その法具をいかに大切に扱っていたかも
伝わってきました。

時空間を超えて、
その純粋な波動が今もなお、その首飾りにチャージされていました。

まさに
イノリの「氣」が宿っていたのです。

美術工芸品としても素晴らしい首飾りですが、
とにかく「イノリの氣」が素晴らしかったのです。寒気がしたほどです。

お値段を聞いて
少しビックリしましたが、

これを見るたびに、
私も純粋な思いをずっと継続できると感じ、購入することにしたのです。

首飾り以外にも、
「マニ車」「カツマ」という法具もあって、それらにも真摯な「氣」を感じ、購入しました。

高僧の首飾りは希少であり
インターネットでは全く売っていませんが、

「マニ車」と「カツマ」くらいは
新品であれば、ネットで購入できることは知っていました。

ネットでは、値段もピンキリですが、
単に売るための商品でしかなく、

ちゃんとしたイノリによって
使用されたものはないわけです。したがって、過去に興味が湧いたことはありませんでした。

法具は、
私たちの神魂の象徴です。

「首飾り」は、
私たちのいのる心を表しています。

「マニ車」は、
頭部分の中に、サンスクリット語のお経が入っており、

時計回りに回転させて使いますが、
発展の氣を広げて巡らせるための法具です。

「カツマ」はその大きさを
（観想で）如意棒のように大きくしたり、小さくしたり、自在に変容させることができ、

各自の体内において
肥大化させてしまった「人間自我」を、とことん分解して光に還すための法具です。

あくまでも法具は脇役であり、
私たちの純粋な天意にそって活躍してくれます。