牡丹灯籠(ぼたんどうろう)

| すぴりちゅあるブログ

 

真冬なのに怪談です。
いえ、怪談は年がら年中、あなたの中で起こっていますから、

 

そこに気付いて頂くために
書きます。

 

怪談における幽霊とは、
あなたの中にある「感情依存症」の遺伝子(先祖DNA)のことだからです。

 

皆様にお尋ねしたいのですが、
何か辛いことが起こった時、

 

他の方たちから
「あなたって可哀想」とか、

 

「大変なご苦労をされましたね」とか、
「気の毒でしたね」とか言われて、同情してもらいたいですか?

 

それを言われるたびに、
つまり情をかけられ、同情されるたびに、

 

ますます「辛い感情」に
拍車がかかり、その「辛気」が倍増されて、

 

「命気」「神気」の輝きが
辛気で分厚く包み込まれていき、

 

あとは脳内ステロイド
出るだけになりますが・・・・。

 

だから、あなたが
他者を気の毒に思うことや、感情的になって同情することは、

 

相手の神気を
ますますダメにする行為なのです。

 

もちろん、自分自身を
気の毒に思ったり、憐れむなど論外です!!!

 

悩んでいる人は全て、
自分自身を気の毒に思い、自分自身に「同情している」状態なので、

 

ますます悩むような
ダメ状態を作るばかり。先祖カルマの輪廻です。

 

誰もが
本来の周波数、自らの神気・神魂の「周波数」へと笑って上がってしまえば

 

脳内ステロイドは
出さずに済むし、すぐに運気は上昇するわけです。

 

ですから、映画やTVドラマ以外では、
本当に感情に浸りそうになったり、

 

他者からの感情(同情など)を
欲しそうになったり、

 

誰かを
可哀想だと同情しそうになったら、

 

即、その瞬間に
ご自身の「」を変えて

 

喜び・祝福・感謝にまで
上げてしまう
ことが大事です。
浸って酔っていては、病や死に向かうばかりです。

 

牡丹灯籠という怪談ですが、
肉体を持って生きている男性主人公(新三郎)が、

 

お露(おつゆ)という女性の幽霊の「」にほだされ、
自らの「神気」「元気」を

 

「幽霊の」に合わせていくうちに、
とうとう死へ道連れになったお話。

 


自分自身の命(神の働き)よりも
情を優先したのですが、

 

不自然な感情とかは、
天意の愛とは全く異なるものです。

 

ですから
「死者の遺恨」に思いをはせたり、
遺恨に「同情」してはならないのです。

 

一気に死者と
道づれになります。

 

それは、同情による
「後追い自殺」みたいなもの。

 

それなのに世間では、
同情することを「美談」にする。実に変です。

 

災害で亡くなった方にも、
その方の真の自己(=神魂)の冥福をいのることによって、

 

死者の感情的な遺恨
綺麗に溶けるのです。

 

それなのに、
死者への同情や哀れみを発することは、

 

死者の遺恨感情
強化するばかりであり、

 

しかも自分自身の中の
感情依存症を強化するだけだと知っておいて下さい。

 

昔、とてつもなく落ち込むような
辛い出来事が私に起こった時、

 

内面の感情が荒れ狂い、
とても苦しくて、思わず「助けて」とAさんに電話をしたことがあります。

 

心のどこかで
大変ね」「わあ、それは辛いね」と同情してほしかったのです。

 

ところがAさんは、
「あら、そうなの?今、ちょっと忙しいから、あとでご飯でも食べに行く?」と、

 

まるで何事も無かったかのように
ルンルンに近い「
明るいノリ」で私にそう言いました。


その瞬間、

私は「!?」と、あっけにとられ、

 

頭の理屈を経由せずに
即、「大したことじゃないかも」という感覚に戻れました。

 

間髪を入れず
観察意識に戻れたのです。

 

この爽やかな明るさが、真の救いの波動だと
実感した出来事です。

 

Aさんは常に
「あ、そう♪」というスタンスでした。

 

私はAさんを通じて、
救い」は決して「同情」や「自己憐憫」からは起こらないのだと、気付くことができたのです。

 

 

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