今、私の周囲でも、知人の周囲でも、
病気に関する恐怖が、お金の恐怖以上に浮上している気がします。

そして、あらゆる恐怖の根源にあるのが
「死への怖れ」「死への否定感」です。

誰もが病気は
他人事だと思っているかもしれませんが、

いつ起こっても
おかしくない。そして起こってくれたらベストです。

なぜなら、
怖れが湧くことで、それを外せるチャンスなのです。

早目に外せば、
さらにひどい状況にならずに済むという、カラダからの愛です。。

ですので、
著書【光・無限の命を生きる】にも書いたことですが、

あらためて、
「死」という表現の誤解を解きたいと思います。

モノゴトは全て
「循環」しながら変動し、変化し、永遠無限に「新化」していきます。

命は循環しながら動きます。
弥栄システムのループそのものです。

そして、命は必ず
「生」（新化創造）への方向と、
「死」（崩壊）への方向と、

「二つのベクトル」を
持っています。

生死一如です。
洋服の表地と裏地のようなものです。

この双方向の
ベクトルの動きを、

たとえ片方を止めるだけでも、
命は止まり、新化（進化創造）も止まります。

ところが、私たちは
死を勘違いしてきたため、死を怖れます。否定します。

でも、死とは
「動き」「作用」のことなのです。

いったん創ったものを壊して、
次々と新しいものへ置き換えるためです。

死という作用は、
生の作用の裏方であり、黒子です。

粛々と働いています。

でも、死を勘違いして、
命が「止まった瞬間点」のことだけを示す言葉だと思い込んでいます。

死とは、
古いものが崩壊する方向性、「ベクトル」です。

だから、実のところ、
「死」も動いているし、生きているのです！

死もまた
生なのです。

だから、死の働きを
否定するなら、それこそ大変。

痛み、病気、肉体死などを怖れている人の盲点は、
死を完全に勘違いして、「生」に敵対する悪魔のように思っています。

死をタブー視して、
毛嫌いしています。

でも、死を怖がって
「否定する」ことは、

カラダが栄えて生きるための
「循環システム」を否定し、ストップをかけることになるのです。

ですから、あなたの内面にある「死への怖れ＆否定」も
色々なモノゴトへの「怖れ＆否定」も、

浮上してくれるからこそ、
外せる！

「死が怖い！」「死はダメだ」
という想念があったこと、その浮上にちゃんと気付くからこそ、外せる。

抑圧したり、ごまかしたまま、
自らの「怖れ＆否定の想念」に気付かないとき、

当然ながら
怖れを外すことができない。

ヒーラーに頼んでも
外すことは無理。

自分自身が
怖れを握っているのだから、自分が手を放さないと、解放されない。

怖れは
昇華（気化）されない。

怖れエネルギーの固まりが
命の循環システムをブロックしている張本人だと、どうか気付いて下さい。

もうお分かりですよね。
命の循環システム（繫栄システム）は、

自らの「怖れ＆否定の想念」によって
ストップする。

そして、あなたの命とカラダが
新化し繫栄することはなくなる。

元気も才能も
アイデアも出てこない。

だから、だから、だから、
怖れを怖がらずに、ちゃんと見つけ、気付いて、外して頂きたいのです。

あなたの
カラダのために・・・。

それが
他の人々のカラダへの、「貢献」にもなるからです。

（明日に続く）