皆様が「決まった何者か」である限り、
「生き抜こう！」とするデータ（情報）ばかりが活性化し、これが興奮を起こします。

ゆえに、生き抜く不安と、束の間の安心
という二極間を常に揺れ動く「興奮ゲーム」に入るのです。

ギャンブル依存症と
似ています。

この世を無事に「生き抜く」ために、
あるいは他者よりも優越するために、あるいは他者に自分のことを刻印するために、

色々な戦術や
戦略を駆使するゲームに入る。

あなたという「決まった誰か」を存続させようとするなら、
中立とは程遠くなる。

そして「決まった誰か」のままで
進化しようとするから、

ますます暗示と操作の
「支配下」に入る。

すると、自ら気付くことや、
自ら分かるということができなくなる。

ヘタをすると、【自我それ自身】が
「私はゼロなんです」とか「私は全一なんです」などと主張したりする。

立派な覚者でありたい「野望」によって、
自分に暗示（術）をかけるのです。

昔、私が催眠療法による
個人セッションをやっていた頃、

「所詮は、別の暗示に変えるだけや」
と気付き、金輪際やめました。

ご自分が「自分への術」
「自分にかけてきた暗示」に気付くことが、何よりも大事なことだと思います。

「誰でもないゼロ」
という純粋な意識としての自覚があれば、

脳も自由になり、
７つのカラダも自由になり、必ず普遍的な真理を思い出せる。

虚空からのナウな情報も
すんなりと受け取れるし、いつでも真理に気付ける。

少なくとも、操作のための
暗示（情報）が入力されていることには、感覚で気付けるはず。

（今、我が身を使って実験中ですが）
覚醒した人の「ものの見方」「聴き方」を、

まだ意識が覚醒しきっていない方々に
体感して頂くための

シンプルな方法を
確立中です。

それが「奥行き知覚」ですが、
札幌の１DAYセミナーから公開予定です。

覚醒したら「こういう感覚になる」
という中立な状態を、

（覚醒する前であっても）
素直にレッスンすることで

覚醒感覚として、
少しくらいは

垣間見て頂けるはずだ
という気がしています。

「頭の中心」に意識を置く
という観察方法は、色々な先生たちから習ってきましたし、

今まではそれがベストだ
と思っていましたが、

「自我」が「頭の中心に意識を置く」のであれば、
何をやっても中立ではありません。

「決まった誰か」という自我のまま、
呼吸法をやったり、瞑想をしているなら、単に達成感だけで終わります。

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■札幌の１DAY（１０月７日）セミナーご参加の方々へ

「札幌駅前ビジネススペース」の地図を、HPとは別に載せておきます。