先日の台風ですが、
TV画面の天気図で見る限り、名古屋市も暴風圏のど真ん中に入っていました。

伊勢湾台風なみという噂で、
一応、心づもりをしていましたが、

そよ風と小雨がパラパラと落ち、
そのうち

いつの間にか
音も立てずに行ってしまった・・・。実に不思議でした。

（では本題）

昨日は「奥行き知覚」に関して、
簡単に書かせて頂きました。

皆様の意識が「覚醒」すると、
文字通り「目が覚めた」状態になり、ものの「見え方」が変わってきます。

「見え方」「見方」が変われば、
当然「聴き方」や「考え方」も変わるのです。

そして、実際の「視力」「聴力」も
改善されていきます。

今までのような薄っぺらな見方、
表面的な見方、表層アクセサリーだけの見え方から、

「深み」のある見方、
聴き方へと変わります。

そうなると、自然に
真のビジョン（天意のビジョン）が見えてくるのです。

「内なる目」や
「内なる耳」が
「奥行き知覚」として機能し始めるからです。

結果、あなたの「自己全体」が調和を起こし、
外界の環境とも調和していきます。

「奥行き知覚」のシステムが機能するには
「意識の目覚め」が不可欠です。

そして、目や耳を手術して直すという
二次的な対症療法をせずとも、

第一次協調作用（奥行き知覚）を取り戻すならば、必ず
目も耳も改善されていきます。

実は、私たちにとって
「目」が物を見ているわけではなく、

「脳」（内なる目）が
見ていることを知っておいて下さい。

そして「目」で見ようとすると、
「奥行き知覚」が機能せず、「脳」に新しい光（情報）が届きません。

「目」で見ようとすると、
角膜も網膜も緊張し、カラダ全てが緊張します。緊張すれば、感情的にも不安が湧きます。

緊張した状態、それは
意識が覚醒していない状態のことですが、

その状態で
自分の「目」を使ってしまうと、

カラダだけでなく
「環境出来事」も極度の緊張状態に陥っていくのです。

あなたが
人物やモノゴトを見るとき、

「フォーカスしすぎ」るならば、
全てにおいて緊張せざるを得ません。

ですから「目覚めた意識」での
中立な見方（奥行き知覚での見方）をすることが、脳全体、カラダ全ての使い方に善き影響を及ぼします。

現代社会においては、
脳の前頭葉だけが優位になっています。

実にそのせいで、
自分自身および他者との「断絶」「分断」を引き起こしています。

現代人の生き方は、
他者だけでなく、自分自身とも離れ、

人生において本当に求めているものや、
描きうる「真のビジョン」からもかけ離れてしまっています。

現代人は
色々な場面において、

概して近視眼的で、
つまり全体的な「見通し」を欠いた分析や判断を下しているのです。

前頭葉だけを近視眼的に使っているので
「全体調和」ができません。

私たちの前頭葉は、
情報・ニュース・統計事実・事実を伝えることができますが、

これらは現代社会においては
お金と同じくらい重要視されています。

PCや、スマホや、
タブレットを使って仕事をする人も多く、

人によっては
それが一日中、毎日になっています。

それを可能にしているのは
前頭葉にほかなりません。

でも、一日中そういう生活をしたあとで、
自分自身との協調性や、全体性が高まった経験がある人など、誰一人としていないと言っても過言ではありません。

前頭葉は
複雑かつ重要な部分ではありますが、

「自分全体」を
統合したり協調させてはくれないのです。

「目覚めた意識」による「奥行き知覚」、
そこから得る「真のビジョン」は、

あなたの周辺世界にまで
広がるものであり、

この広がりは
私たちが望んだ結果にまで到達していきます。

結論を言います。

私たちが「奥行き知覚」による
真のビジョン（霊的な見通し）に従えば、

脳も、カラダも、
周囲の環境も、あらゆる全てが調和してついてきます。

■明日（３日）は
ブログをお休みさせて頂きます。