今日も呼吸（素音）についてですが、
その前に理解して頂きたいことがあります。それは・・・

「今ここ」だけが真であり、
永遠の瞬間だということ！

ゆえに、「今の瞬間」から
「次の瞬間・別の瞬間」へとあなたの意識を「移す」のではなく、

【この瞬間】の中へ
可能な限り
深く入り込むこと！

AからBへ、
BからCへというような「水平の道」（直線時間軸）があります。

世間一般では
それしか話が通じません。

でも、そうではなくて、
A→A´→A´´というような「垂直に進む道」があるのです。

Aという今この瞬間の中にのみ、
意識（魂）を深く入れていく道です。

そして
垂直の道だけが
発展進化の道です！

それは真心を
深く込めることと同じです。

先日のセミナーの時、
ある受講者の方が

「真心を込めている時は、必ず今ここですよね」と
言っておられた通りです。

Aの奥、そのまたさらに奥
というように、

今の一瞬の「深み」に
グイグイと入るなら、

一瞬が
永遠の時となります。

そして「虚空」からの
発展進化の流れに入ることになります。

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では本題へ。
（少し長くなりましたので、休み休みしながらどうぞ）

神がアダムを創ったところ、
アダムは死んでいたそうです。

そこで神は
アダムに息を吹き込み、アダムは命を得ました。

この寓話は、
とても重要な真を告げています。

その真とは、
あなたが息をする時、息をするのは本当はあなたではなく、

神が
あなたの中で呼吸しているということです。

「全一」「全体」が
あなたの中で呼吸しているのです。

だから、呼吸は
世の中で最も大事なものです。

この呼吸ですが、
胎児や新生児は一人では息ができない。

息が
その子の最初の行為になります。

その行為は、
その新生児の「個人的な意図」による行為ではありません。

この最初の呼吸は、
「全一」によって為されるもので、

まさに全一が
その子に息を吹き込んだのです。

あなたは
勘違いをしてきました・・・。

今まで呼吸をしてきたのは
「あなた」ではなく、

「全一」が
息を吹き込んでくれていたのです。

ところが、あなたは
それを自分「が」していると思っています。

もし、あなたが、
「全一」が全てを成していることに気付き、

あなた自身は
一本の竹筒か、笛に過ぎないのだと気付き、

あなたの呼吸（命）が湧くところ
つまり「無・空」という全一に気づいたなら、

その時
あなたは悟りの境地にいます。

この呼吸については、
私も数年前から強くメッセージされていましたが、

驚愕するほどの
確信に至ったのは二年前です。

呼吸については、
さらに多くのことが理解されなくてはなりません。

まず、呼吸には
二つの側面があります。

一つは「呼吸のカラダ」
としての側面。

学校で習うとおり、
酸素・窒素などから成り立っている側面のこと。

そして二つめは
「呼吸の魂」という真髄の部分。

まさに
神自身から成っているのです。

呼吸の魂、
それは弥栄発展の和魂です。

全ての神々は
あなたの呼吸（いのちの動き・素の音）の中に隠れていた！

この呼吸が神々なのだから、
モノゴトの「為し手」「やり手」であるのだから、

あなたが何かを不安がったり、
思い煩うことは、実にこっけいなことと言えます。

この呼吸に乗せて
神々はあなたに「色々な意欲」「活躍の意」を送っているのです。

とても繊細な音（周波数）で
送ってくるから

あなたが「無我」「自我ゼロ」
の時でないと感じ取れない。

あなたが
すべきことは、

呼吸の欲求を
感じ取ったり、

呼吸に合わせて
弥栄発展を口に出し（意のって）

【この瞬間】の中へ、
真心を込めて
可能な限り
深く入り込む
ことだけです。