「造化の三神」=「私」
先日書きましたように、
大いなる全一愛(虚空)が、ただ存在するだけでは、
何も創造されることは
ありませんでした。
ゆえに、弥栄創造のための「二極」、
つまり
エネルギーが動くための
「二点」が用意されました。
ゼロ点(天点)と
反射ゼロ点(地点)です。
太極図は
それを表しています。
意識の中心が「ゼロ点」(天点)、
カラダの中心が「反射ゼロ点」(地点)。
「ゼロ点」は、弥栄創造の意志の発動点。
「反射ゼロ点」は意志の着地点(結実点・受胎点)です。
意志エネルギーの
発動だけが起こっても、
それが受胎して実るための
場がなければ、創造は成されないし、
実る地点だけが
あっても、
意志発動がなければ、これまた創造は成されません。
古来、日本では
宇宙創造の「二点」を「二神」として敬い、感謝してきました。
この「二神」と
「虚空」を合わせた三つを
【造化の三神】
と呼びました。
「神ながらの道」の
原書を書かれた筧先生いわく、
虚空のことを「土俵」、
二神(二点)のことを
土俵(虚空)の上で
取り組みをしている「力士」と表現されていますが、ナイスです!
いかなる森羅万象も人型生命体も、常に必ず
この「造化の三神」システムによって創られます。
今もなお、
そして永遠に・・・です。
私たちにとっても、
自らの「意識」が「カラダ化」するには、絶対不可欠なシステムです。
意識の中心から
カラダに向かって
「無条件の全一愛」を放っていくなら(=愛をしっかり感じていくなら)、
カラダはその
「ラブコール・コトタマ」を受胎して、
ますます栄える状態へと
新化し、変容し続けることができます。
あなたの意識が
カラダに向かって、常に(永遠に)ラブコールしていくなら、
カラダは常に(永遠に)
変容し脱皮し続け、常に新しくなり、常若となり、
あらゆるポテンシャル(神々の働き)を産み出すような
母体(弥栄創造の御神体)になります。
…………………………………..
(以下、もう少し
お付き合い下さい)
「私」という言葉ですが
(もうお分かりのように)
それは「全一愛」そのものを指しており、
その全一愛の中に設定された
「創造の二神」(意識&カラダ)のことでもあります。
それを「私」と言うのであって、
個人的な人格や性格としての「誰か一人」を指す言葉ではありません。
個人的な
人格・性格としての「私」は、
単に人工的なプログラムによって
「固定化・限定化」された不自由な自我のことです。
そういった自我としての「私」は、
弥栄創造のシステムの波(万能の波)に乗ることができません。
「私」という言葉をあなたが使うとき、
もし、それが個人をあらわす「私」なら、
その表現は「雑音」
でしかありません。
純粋で中立な
一音(全一音)ではないのです。
不自然で
美しくないし、普遍的な真実でもないのです。
個人としての【我】が、
「私が、私が」と発音するのは、不自然で異常なことなのです。
弥栄創造を行う純粋な「意識」となり、
雑音なき「意識の空洞」が「私」と言うなら、
それならば
本来の自然な「私」になっています。
個人的な“我”としての
「私」という【概念】が消えれば
個人的な“我”としての
「あなた」という【概念】も消える。
自・他が
消える。
人工的に作った【概念】の全てが
ひとつに戻り、溶けあって、全一になる。
だから「私」「あなた」「彼」という
【我】の表現に騙されてはいけないのです。
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