全一なる「いのり」
先日の「ニギハヤヒノミコト」の話を
思い出して下さい。
彼は「個人的な自分」を中心とせず、
全体のために骨身を惜しまず貢献をしました。
しかも、感謝してほしいとか、
尊敬されたいとか、祝ってほしいとか、全く望まずに・・・。
その行動の土台には、
言うまでもなく「天意からの愛」があります。
言い方を変えると、
全体弥栄への「いのり」があるのです。
逆に、不安、恐怖、心配、比較競争などが
あなたの内側に起きるならば、
その土台には
「個人な自分」=「自我」があるということです。
かつて、事務局の者から私に対して、
「なぜ長期講座をするのですか?」という質問を頂いたことがあります。
もちろん、最低限の「普遍的なスピリチュアルの基礎」を
学んでいただく為には、
連続して取り組む期間が必要だからですが、
他にも意味があります。
参加者同士を「自己の鏡」として観る
という側面もあります。
でも、それらは
どこまでいっても「自分個人」のためでしかありません。
もっともっと
重要なことがあるのです。
それは
全一なる「いのり」です。
自分個人に意識を向ける
その前に、
同窓生である「他の方々」が
進化発展することを「いのる」場、それが長期講座の土台です。
世間一般には、
色々な素晴らしい講座やスクールがありますが、
そういうスピリチュアルな学びの場においてさえ、
徹底的に欠けていると感じるのが
「他者へのいのり」
だと思っています。
参加している全員が
同窓生なわけですが、
(無意識に)お互いで
比較競争するとか、
(無意識に)自他への
「ダメ出し」をするとか、
そういう世間一般のような場になってしまうなら、
長期講座の土台は崩れます。
他者の繁栄を
「いのりあう」ことなくして、
自分個人の繁栄進化など
起こるはずがない。
そしてその他者とは、
いかなる時も「今、目前にいる方々」だということを忘れてほしくありません。
各自が進化発展するのは
自分の満足のためではなく、
全一(全体他者)のためだから。
「袖すりあうも多生の縁」
と申します。
長期講座では、
過去世での怨恨の相手とも、深情けの相手とも出会います。
だから、参加者さん同士が
(最初は)緊張しあうのも当然です。
でも、数か月かけての
「長丁場」の講座であることは、
過去のカルマ修復をする時間が
充分にあるということです。
そこには、お互いを許しあい、
愛へと結び直すチャンスが沢山あるということです。
個人セッションや、
1DAYセミナーだけではカバーしきれない領域を、丁寧に深く扱っていけるのです。
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