「子生み」の真意
古事記(ただし原文か書き下し文)には
宇宙創造の根本的な仕組み(まこと)が書かれてあり、
その尊い「神火・命火」の動きを
「神の働き」と見立てています。
命火を、単なる馬力や活力としてではなく、
創造する動神として扱っています。
内容をチャネルすればするほど、
古事記(原典)は科学書だと感動します。
………………………………………………………………………….
私たちが、
各自で「うけ火」をしていくと、
おのずと天意にそった「豊かで発展的な現実」が
次々と開きます。
しかも楽々と・・・ですよ!
古事記の原文ではなく、書き下し文ですが、
●「各(おのおの)うけひて 子生まむ」 という一節があります。
普通は、子生みと聞けば
「子供を産む」と思ってしまいますが、それは狭い意味です。
「子生み」の、広くて普遍的な意味をお伝えできることは、
翻訳家冥利に尽きます。
………………………………………………………………………………..
「子」という字は「了」と「一」の合体。
了は「終わり」
一は「はじめ」
つまり「子」は、
「終わり」と「始まり」が一点で合体したままの極小状態。
まだ「経験する時空間」として
四方八方に3Dで極大に開いていない状態。
すなわち、粒子、光子、量子、
という段階であり、
それらは見えないほどの
「極小の子」です。
この極小の子は
少彦名神(スクナビコナノカミ)
と呼ばれています。錬金術・化学反応(くすり)の神です。
■くすり=久寿理(永遠の祝福の理)
祝うこと、ことほぐこと、祝福すること=創造発展の基盤。
ですから、私たちが、
虚空からの祝福された極小の命火を受け火して、
そのイキイキした祝福の命火を
繊細に全身で観じることで、
つまり、
命火の子の躍動と輝きを、
極小の繊細さとして観じることで、
カラダから
常に放たれるならば、
それが
命火からの「子生み」になって、
極大の現実空間へと拡大するわけです。
おのずと
「豊かで発展的な時空間」が大きく開き、物理世界に(結実して)顔を出すのです。
これ、
すごいことですね!!
あなたのカラダの「内なる中心」から、
現実時空間のモトである「子」が生じて、それが自動的に具体化するなんて!
あなたが観じる内なる波動、
それが「神火の波動」を観じているのか、「サタン波動」を観じているのか、
その観じている質に応じた
「現実時空間」が、
あなたの外側に開くのです。
見えた現実は、
もう他の誰のせいでもないから、
文句も
不満も言えません。
太古の神々による「国づくり」は、
このような「子生み」のシステム(錬金術)で成されたのです。
ただし、イザナギとイザナミの「子生み」(国づくり)に関して、
最初だけは
失敗に終わっています。
現実界へ
うまく具体化せず、
流産(未熟児)の状態で世に流れたのです。
これは、現代風に言うと、
あなたが願ったとおりに、意図したとおりに、望んだとおりに、
「現実」がちゃんと起こらなかったという意味です。
現実化が未熟な状態で終わり、
ちゃんと完熟して具体化しなかったということです。
世間一般では、
これを「失敗した!」と言うのでしょう。
でも、決して失敗なのではなく、
未熟なまま流れ出ただけ。
もし、あなたの大事な願いが、
ちゃんと具体的に叶うことなく、流産してしまったなら、
それはもうすでに
イザナギとイザナミも経験したことです。
だから、私たちも
最初は経験するのです。
そして、その流産の学びのあとに、
彼らは「子生み」(願いをかなえる)をちゃんと成功させます。
その秘密は次回に・・・。
そして、世間一般でいうところの失敗(流産)には
すごくすごく大事な役割があったこともお話しさせて頂きます。
■明日(日曜日)は長期講座のため、
ブログを休ませて頂きます。
ヒーリング・ラウンジStarHeart(スターハート)
〒464-0067 愛知県名古屋市千種区池下1-10-8
TEL : 052-761-4344
facebook : スターハートのfacebookはこちら