特に今年に入ってから、意志だけでなく
「言を放つ」ことの大切さを「上」から指示されています。

「言を放つ」は
単に「言葉を話す」以上のことなので・・・・。

現代の私たちにとっての「言」は、
単なる会話、うわさ話、業務連絡、コミュニケーションのためだけになってしまいました。

ひどい時は、
お互いが感情の嵐を吐き出したり、

お互いを否定しあうための
「道具」に成り下がってしまいました。

意志を言い放つ、喜びを言い放つ、愛と祝福を言い放つ、感謝を言い放つ、

そういった「言」本来の役割は
忘却されてしまったのです。

もともとは「言」は
虚空から生み出されたバイブレーションの響き（一音）であったのですが、

そこは完全に
忘却されてしまっています。

そもそも「言」が
虚空から生まれたとき、

「不安・心配・葛藤・迷い」といったような
音のバイブレーションは全く無かったはずです。

なぜなら、虚空が創った宇宙には、
伸びて栄えるという本質しかなく、否定的な概念が全く存在していないからです。

宇宙には、人間のように、悩んだり、悲しんだり、苦しんだり、
腹を立てたりするというものが存在していません。

ですが、現代では、
「言」のバイブレーションは乱れ、質が落ち、

歪曲されたまま
誤用されるようになったため、

「言」の大本とのつながりが
薄れてしまいました。

もともとの純粋な「言」の意味とは
全く違うような「意味づけ」「定義づけ」をされ、

そんな言葉を使って
私たちは会話をしたり、行動し、日常を送っています。

「いつか肉体的に死なねばならない」
という観念から生じる「感情興奮」、さらに、

その死の恐怖から逃げるため、
強い刺激（アドレナリン中毒）を求めることによって、

多くの人の至福の感性はマヒし、
宇宙の愛の精妙さを全く感じとれなくなっています。

あらゆる「言」の最奥には
愛の精妙さがあるのですが、それが分からなくなっています。

そんな狂った状態のなかでも、
「言」の最奥にある本来のエネルギーは、

その「言」が作られたときの
愛バイブレーション（一音）のままなのです！！

ただし、「言」を
誤って使用すればするほど、つまり、

否定的な感情エネルギーで
「言」を放てば放つほど、

「言」の最奥にある
本来のバイブレーションとはつながれません。

６年前の私の実体験ですが、生まれて初めて
「弥栄に誠を尽くします」と大きな声で言い放ったとき、

全身全霊が実に清々しく、嬉しく、
歓喜に満ちてしまったのです。

忘れられない瞬間でした。

ぜひ、「言」の本来の意味と役割を知り、
本来のバイブレーションを伴って「言を放つ」ようにしていきませんか？

「言を放つ」ことは、あなたの「意を放つ」ことです。
それは「意を吹く」ことです。「いふき」すなわち息吹き。

どうぞ、内なる最高の
「黄金の息吹き」でありますように！

「言」の大本にある
虚空の愛のバイブレーションを放つことは、

真っ先に
あなた自身がその恩恵を受けることになるのです。

あふれるほどに
愛と喜びが詰まっている本来の「言」、祝福された「言」、

そのようなバイブレーションの「言」を
大いに放っていきませんか？

「皆、ますます至福であれ」「共に栄えてください」など、
本来の「言」とつながって放っていくようにしていきませんか？。

そうすると、「上」からの
精妙な「言」（メッセージ）とも自然につながるようになります。