色々なドリルを売っているお店が
あるとします。

ゴージャスで豪華な飾りがついたドリルもあれば、
シンプルなドリルもあるし、

高いものから安価なものまで
豊富な種類を取り揃えているお店です。

では、ここで質問です。

このドリル店にやってくるお客様のほとんどが、本当に【望んでいるもの】とは
一体何だと思われますか？

少しの時間、先に読み進めるのをやめて、
この問いかけに関して考えてみて下さいますでしょうか。

ドリル店にやってくるのだから、
「ドリルを求めている」と考えるのが普通です。

だから間違いではないです。

でも、ほとんどのお客様が
本当に望んでいるのは・・・・もっと奥の話で・・・

そう！
穴をあけること！

ドリルを買うのは
穴のための手段でしかないのです。

ドリルは
穴をあけてナンボです

まれにですが、沢山のドリルを購入して、ただ
もっと高く「転売する」だけの者もいるでしょう。

でも、それはあくまで例外です。

ゼロポイントは、
このドリルのような用語で、本当に創造の源（虚空）が望んでいることは、

私たちの内側に
「穴」をあけること！

自分個人という詰め物、色々な思い込みや、感情ブロックという詰め物で
ギュンギュンになったあなたの内側に穴をあけ、

愛と喜びと感謝の周波数が出入り（放出＆受容）
できるようにすることが、創造の源が【本当に望んでいること】なのです。

でも、自我にとっては、
愛や感謝や喜びが大嫌いだし、しかも感じることなど絶対に無理だし、

そんなものを感じなくたって、
不安や恐怖や心配を通じて、ヒリヒリするようなアドレナリンを出して、

ものすごく興奮を感じるほうが
楽しいとさえ思っている。

だから、せめて自我の知的満足感をくすぐるような
ゼロポイントなどという用語を使って、

「穴をあけること」に対して、自我の関心を持たせようと
工夫がなされたようです。

ゼロポイント・セミナーと、愛のセミナーとでは、
どちらがより神秘的に感じ、より好奇心をくすぐる表現でしょうか？

如意宝珠や仏舎利（牛玉）だって
これと同じことだったのです。

そういう意味深で神秘な言い方を使わずに、ただ「いのちの輝き」「愛の輝き」「喜びの輝き」
「肉体」などという表現をしたところで、

私たちの自我は何もありがたく思わないから、
です。

最も当たり前で、最も自然な普通のものが、
一番大事で普遍的であるのに、

それらをないがしろにするような低い意識に、
私たちが成り下がってしまったからです。「上」も大変な苦労をしてます（笑）

ゼロポイントという表現のドリルも、穴をあけることを忘れたなら、
単なる死語でしかありません。

ゼロポイントは「論じる」ものではありません。
頭で考えても理解することができません。

まずは自分の内側に穴をあけ、
自我という固形物（無機物）を完全に霧散させ、空っぽにして、

愛と感謝と喜びの波動を
ますます放出して（＝観じて）生きて下さい。

ゼロポイントというドリルを自らがちゃんと使うことなく、
ただ転売するだけの人も出てきましたし、

そうでなくても、
皆様の耳が慣れてしまったこともあり、

今年は、的確な別の表現に変えたほうがよいという「上」の指示で、
「太古の初発」に致しました。

あまり人の手垢がついていない言葉ですので、
パワフルなニュアンスがストレートに伝わると思います。

でもあくまでも、愛と喜びと感謝で２４時間生きることが
究極のゴールであり、最高のスタートなのです。

明日は、さらに大事な
基本内容に触れてまいります。