■今回の長期講座に関するご質問
 を頂きました。

「何も分かっていなくても、いきなり申し込みをして良いのでしょうか」
というようなお問い合わせです。

ブログの最後にお答えを載せておきますので、
迷っておられる方はご覧下さい。

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どんな悪人にも、彼なりの個人的な正義として
主張・言い分・道理があります。

それを仏教用語で
「タマス」と言います。

ある男が、人の傘を盗みました。
でも、彼には彼の正当な言い分がありました。

急にどしゃ降りの雨が降ってきたから、
男は傘を持っていなかったから、

そして絶対に濡れたくなかったから、
他の人の傘を盗みました、という・・・。

この道理を「タマス」と言います。
（タマスはネット情報には出ていません）

ところが、この背後には
もっと別の道理が隠れていて、彼はむしろ雨に濡れるべきだった。

「雨に濡れるべきは彼であった」という正義の道理です。
この道理を「ラジャス」と言います。

多くの方が、こちらの言い分に賛同されるでしょうし、
裁判や法律などもそうだと思います。

ところが、タマスやラジャスを
超えてしまった究極の宇宙道理があるのです。

それが「サットバ」です。

サットバは、文章で説明するには限界がありますが、
簡単に片鱗だけお話しすることにします。

前もって傘を持って家を出たから、雨に濡れずに済むであろう人。
そして、その傘は「自分だけの所有物」という見方。

もう片方は、前もって傘を持たず、
でも濡れたくないから、傘を盗む。他人のものを「自分の所有物」にする。

さあ、ここでサットバの出番ですが、とても深い読みが必要です。
広角ワイドな視点が必要です。

あなたは
どう感じられますか？

この世の道理（地の理）としては、
傘の持ち主には正当な所有権があります。

でも、それを踏まえたうえで、
それを超えた天の道理（あい）があります。

私たちがこのサットバの道理に同調できたら、
傘を持っているとか持っていないとか、全く関係がなくなります。

誰の傘か
そんなことも、どうでもよくなるのです。

傘があってもいいし、
無かったなら無くてもいい。

濡れてもいいし、
濡れなくてもいい。

なんでも喜んでOK！
という道理がサットバです。

ですから、双方がサットバ状態であったなら、
傘や雨降りに関する出来事すら、大きく変わっていたかもしれません。

何なら
こういうことになっていたかも・・・。

サットバを日本語にすると
卒塔婆（そとば）になります。→この漢字はイメージが暗くなりますね

このサットバ本来の意味は
「たった一つの真の存在」です。

「サットバ」に「ボーディ」を加えると、
「ボーディ・サットバ」（菩薩）となります。

ボーディは「道理」という意味です。

つづり字ですが、
「Bodhi 」とも「 Buddh」とも書きます。

Bodhi のほうはボディ、
つまりカラダともいえます。

Buddhはブッダ、
つまり覚者。カラダ＝ブッダ！！！

やっぱりカラダは御神体！！！

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※ご質問へのお答え

「何も分かっていなくても、いきなり申し込みをしても良いのでしょうか？」

はい！もちろん！

と言うより、そういう方のためにのみ、長期講座を
実施してきております。

何も知らないからこそ、
一定期間、仲間たちとぶっ通しで学ぶことにより、

隠されてきた真実を
深く理解でき、確信することができるようになります。

今日のブログに書いたように、
最初はみな「タマス」の状態です。

そういうエゴのパターンや、
制限だらけの思考のクセ、

限界の中でしか生きていない癖を
超越するための長期講座です。

皆さまが長期講座を修了されたあとは、
補足やフォローアップの必要を感じた場合のみ、随時、短期のセミナーなどで錬成する予定です。

もちろん、いつも自由意志であり、
自由参加です。

どうぞよろしくお願いいたします。