今、自分は不幸だと思っている方々、あるいは悩みが尽きない方、
そういう方々「全員」に
１００％共通するものがあります。

それは何かと言いますと、
全員もれなく「被害者意識」になっておられる点。

太古の初発からズレて、そういう不自然な意識にまで変質してまったことを、
真摯に自らが気付こうとしない限り、外側の現状は変わりません。（太古の初発のことは１月７日に記載）

私たちの自然な本質である「愛の意識」（太古の初発）から
完全にズレていることに気付かねばなりません。

そして、被害者意識になっている方は必ず
「ちっぽけなプライド」をお持ちです。

そのご本人が、もしもプライドが完全にズタズタに崩壊して、
もう生きる気どころか、死ぬ気さえも起こらないほどに、自我が１００％叩きのめされた場合、

真底からの深い死を経由して、必ず意識の変容が起こり、
愛の意識となってよみがえります。

ですので、プライドを保とうとする方は、意識を変えることもできず、
よみがえりができません。

「何で私だけが怒られなきゃいけないの！？」

「何で俺がこんな目に合わなきゃならないのか？」

「何で私にこんな不幸なことが起きるの？」

このような不満と文句が出るのは、
ご本人のプライド（自我）から発されています。

この非凡で特別な「私」が
こんな目にあうなんて、まさにプライドが許さないのです。

「～されなきゃならないの？」と文句を言うような「被害者意識」になっている人は、
そんな目に合う原因を、

必ず「誰か」のせいにするか、
「何か」のせいにしています。

自分の中には
原因など無いと思っています。

だから「責任回避」をします。
起こったことを自らが引き受けないのです。

宇宙のせい、運命のせい、他者のせいにして、
自分以外のものを敵視したり、恨むのです。

このような敵視や恨みは、
全一愛の意識とは真逆です。

被害者意識の方々は例外なく、
あらゆる不愉快な物事の責任を引き受けませんが、それは

自らの中にある被害者意識を
変えたくないからです。

いつまでも外側が加害者だとして、責任をなすりつけ、
恨み、敵対していたいからです。

被害者意識の方は、
とにかく敵対して
戦うことが好きです。

だから、自分の意識を
愛に変えるようなチャンスからは絶対に逃げたいわけです。

でも、もし、ご自分の意識を変える気になった方は、
「被害者意識」の部分を断罪するのではなく、天地の愛で溶かせばいいのです。

何かや誰かと敵対して戦うことをやめ、
愛の関係性へと
結び直すのです。
↓
※HPの動画販売ページにある「愛への結び直し」は、
とても参考になると思います。

とにかく、自分の中に「被害者意識」があったことを
素直に認めればいいだけです。

ただし、素直に認めながらも、
決して腐って落ち込む必要はないのです。

「不自然な被害者意識を本来の愛に変えるチャンスをもらったのだから、
なんてラッキー！」と感謝して下さい。

…………………………………………………………..

■以下は、前にも書いた気がしますが・・・

沢山のセミナーに出て、沢山の本やスピ系のブログも読んで、
実に多くの「知識」や「情報」や「技法」をコレクションしたけれど、

それを実際に使ってモノにしていないなら、
かえって自我の肥大化（情報の氷結）となり、エネルギーが重くなるだけです。気付きも起きない。

集めた知識や情報を、ただ理論として「頭に蓄える」だけであれば、
まるで全部を知ったかのような気分になり、自我は満足するでしょう。

でも、情報（インフォメーション）は、
必ずしも叡智（インテリジェンス）にはならないということを肝に銘じて下さい。

見聞きした情報を、ご自身の霊的本質の向上、愛の意識の向上のために使っていないなら、
叡智として身につかず、情報を得る意味がありません。