２２日の冬至の日、
ある国で火災が起きたというニュースを見ました。

その時の私自身はものすごく中立に見ていたのですが、そのTVの画面の向こうに、一瞬ですが
「いい気味だ！」という感情エネルギーを感じました。

TV視聴者の誰かなのか、あるいは現場で火事を直接見物していた誰かさんなのか、
その判別はできかねますが、

その状況にむかって、「いい気味だ！」という感情を
投げかけていたことは間違いありませんでした。ハッキリと感じましたから。

もし、私自身がニュートラル（ゼロ）でなかったなら、
全く気付かなかったかもしれません。

あの火事場には、「いい気味だ！」というエネルギーが集まっており、
その類の感情を集めやすい場所だったようです。

ということは、あの火事場に居た人や、
燃えたビルの中に居た人は、

「いい気味だ！」という感情エネルギーと
【一体化】しやすい方々だったということです。

ご本人たちの本質・本性ではないのに、
「いい気味だ！」という低次の変質エネルギーに同一化しがちな方々だったということです。

そして、ご本人たちが
無意識に、不自然なエネルギーと一体化（同一化）したまま、

自らが「そぎ落とし」「みそぎ」をしないでいる場合、
自然界のバランスとしては、

火の力を使って、次に水の力も使って
「場の浄化」をせざるを得ませんでした。

何度も言いますが、不自然な感情を抑圧したままであったり、
「これは自分の感情だ」と勘違いして所有し続けるのであれば、

あなたが愛の意識として目覚めることは
かなりむつかしくなります。

不自然な感情、
それは「あなたそのもの」ではありません。あなたの「所有物」でもありません。

どうぞニュートラルを保ち、
不自然な感情は「自分ではない」と気付いていて下さい。

あなたが意識的になって気付いているときは、
感情と自分自身を「分別」（脱同一化）できていますから、

「いい気味だ！」とお互いに言い合うような
現実とはオサラバできます。

あなたが感情に気付いていて、
感情を自分から「分別」できているとき、

感情の「そぎ落とし」（浄化・循環）は
ちゃんとできています。