不安でいっぱいの思考(最終章)
昨晩の22時半、やっと出版に関する全ての作業が完了。
今日からは印刷に入るようです。
私も、やっと日常生活を取り戻しました。
普通が一番嬉しい!!!
ブログも
徐々にペースを取り戻していこうと思います。
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もうそろそろ、皆さまも
思考や感情に関する「気付きの達人」になっておられるのではないでしょうか。
そういうものに一瞬ブレたとしても、
すぐにセンタリングでき、ニュートラルな軸を忘れないようになってきているのでは?
もし、時として不安になるような思考が湧いたとしても、
それらを小さな子供と考えるようにしてみて下さい。
その子は、あなたからの「愛の意識」を
向けてほしいだけですから。
ご自分の否定的な思考、不自然な思考、何かを断罪するような思考を全て、無条件に愛することができたら、
それらがあなたを支配する力は、ずっと弱まります。
たとえば、もう考えたくないと思っているモノゴトを、相変わらず気にしてしまうようなら、
それらを考えている自分を愛すれば、それをやめることがもっと簡単になります。
これは、15年くらい前の実話です。
当時は、ヒプノセラピー(催眠療法)しか行っていませんでした。
あるクライアントさんの吃音(ことばがスムーズに出ず、どもる状態)の修正がうまくいかず、
色々と試したあげく、逆療法を試してみたのです。
吃音を嫌って、なるべく減らそうとする世間的な方法ではなく、
逆に愛してあげて、もっと増やしていくことを提案しました。
「もう少し、完璧な吃音者になってほしいのですが」
とリクエストしてみました。
「え?直すのではなく?」と驚くご本人に向かって、
「はい。吃音そのものは悪者ではないから、直すというより、意識的に吃音してほしいのです」
と言いました。
「え~~と、もっと完璧にやるんですね。全部をどもるのですね?
「え~と・・・・アレ?ちゃんと普通に話してしまうなあ。どうやったら、いいんだっけ?」
と、彼は吃音の仕方を忘れてしまったのです(笑)
自分が吃音に支配されるのではなく、意識的に吃音を増やそうとすることによって、主導権を取り戻し、
今度は自分が好きな時に吃音を使ったり、やめたりできるようになるのです。
それは、ご本人が
そういう自分を愛したからです。
これと同じで、苦しいならば、不安ならば、
もっと意識的にやってみて下さい。
今ここで、積極的に自発的に
ちゃんと丁寧に不安がってみることです。もっと、もっと、もっと感じて!
今ここで、積極的に自発的に
ちゃんと丁寧に苦しむことです。もっと、もっと、もっと、さらにもっと!
役者さんがベストを尽くすように、
意識的にやって下さい。
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