霊的な旅（神ながらの道）や瞑想においては、
思考・概念の浄化よりも先に、感情エネルギーの浄化のほうが役に立ちます。

生における活動のほとんどが、
感情の世界に端を発しているからです。

意外にも、人はさほど思考に従って冷静に生きているわけではなく、
より感情に支配されて生きているのです。あなたの行為のほとんどは、感情に影響されています。

あなたは何かを考えていても、時が過ぎれば、
別のことをしていることに気がつきませんか？

「もう二度と感情的にはならない」という思考を持ったにもかかわらず、
いったん感情が湧き出すと、
さっきの思考など脇に追いやられて、感情的になってしまいます。

これは、思考と感情エネルギーのあいだに根本的な違いがあるからです。
感情には、思考など太刀打ちできないほどの強いエネルギーが内包されているのです。

ですから、感情の次元で「変容」が起きない限り、
単なる思考や決意や内省だけでは、生の革命をもたらすことができません。

霊的な道を歩むには、
「感情の浄化・昇華」が
最も基本的なポイントとなります。

感情は、思考よりも深いレベルに抑圧されていきます。

不安や敵意や憎悪の感情エネルギーの「引き起こし方」しか知らない人は、
生の大局をのがし、
本質の生のパワーをのがすことになるでしょう。

全一愛（神愛）のエネルギーの「目覚めさせ方」「引き起こし方」を知らない人は、
恐怖や敵意や憎悪の場面でしかパワーを感じられず、まるで何かに負けたかのように
弱々しく感じられてしまうのです。

多くの人は、自分の内側に「死への恐怖」（死衝動）があるために、
怒りや敵意や憎悪の感情を引き起こすことで、仮りそめの強い力（権力）を感じていこうとします。

怒りや反発や憎悪の境地にいることで、生きる不安や死への恐怖をごまかすのですが、
これは偽のパワーでしかありません。

このような不純な感情が強ければ強いほど、
あなたは「自己の内側」には入れなくなります。

「愛の源泉」は内側の最奥にあるのですが、
あまりにも不純な感情ばかりを「引き起こす方法」しか実践しないため、そこにばかりしがみつくのです。

ここで一念発起して、
純粋な全一愛の感情を引き起こしていくチャレンジをすると、感情の浄化が起きて、
究極の創造パワーを知ることができるようになります。

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■今週末の土日のブログはお休みさせて頂きます。
（３日間ワークのため）