虚空が最初に創ったものは、ゼロポイントと反射ポイントでしたが、
その双方の間が宇宙空間となりました。

宇宙空間＝光の流動（天の河）のためのスペース空間です。
そして、私たちという存在も、光の流動が起こる「スペース空間」そのものです。

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昨日は、スペース空間を意識することが重要だと書かせて頂きました。
理解しただけで終わらせず、是非とも日常で応用実践していって下さい。

毎朝、布団の中で目を覚ました時、
数分でよいので、全身のスペース空間を３Dで感じて下さい。

夜、床についた時も、スペース空間を充分に感じて眠って下さい。
睡眠中に、全てが昇華されます。

これを日課にされていくと、
日常のいかなる状況の中でも、スペース空間を自覚しやすくなり、
単に「中立」を意識するという瞑想以上に、効果は大です。

日常においては、私たち一人ひとりの内側で、あらゆるたぐいの闘争が起こります。
何かが起きるたび、
あなたの「ある部分」は傷つき、「ある部分」はイライラし、
「ある部分」は傷の痛みを隠そうとし、「他の部分」はこみ上げる怒号を抑圧しようとします。

あなたの内面において、自我同士が葛藤し、勝手に自己主張して闘っており、生の流動が調和していません。
そのような状況になった時、
いかなる感覚や感情があろうとも、全てをただそのままにしておきます。

スペース空間を自覚し（意識し）、
そのスペース空間の中で起こっていることが何であれ、
解釈ナシで、ただ公平に認めて、噛みしめてあげると、内なる葛藤が消えていきます。

スペース空間を自覚すると、
最初に起こりがちなのは、
「感情的な苦痛」がいったん増すことです。

すると、それを避けたくなり、向き合うことからは逃げたくなります。
でも、ここで避けないことです。
受容するという愛のチャンス！（→神化へのチャンス！）

あなたは感情エネルギーではなく、
全てを観る意識、つまりスペース空間の側です。ちゃんと全エネルギーを観て、観じて下さい。

その瞬間、あなたの意識は、愛の光として覚醒する方向へと向かいます。
色々な感情に気付きながらも、
闘いには参加せず、全てをOKしながら観るだけ。

怒りも、悲哀も、そこにあるなら、打ち消さない・・・・。

その感覚の痛みを許し、仕返し・倍返しをしたい感覚があれば、それも許し、
古傷に触れられて
「私はいつもこうだった」という「ふてくされ・やさぐれ」の気持ちも、それも全て許します。

スペース空間という受容性の状態にとどまることができたら、
あなたが特に努力しなくても、
エネルギーは移動し、昇華し、より深い「自己受容」の状態としてのスペース空間に拡大進化していきます。

内なるスペース空間を自覚し意識することは、
あなたが、あなたの内面の
感情的な葛藤によって「引き裂かれる」というワナから完全に助けてくれます。

あなたは引き裂かれなくなり、分断されなくなり、結果として生きる喜びが増すのです。
スペース空間は愛の空間ですから、
無限に広がる能力があり、敵対しあう全ての要素を包み込むだけのスペースとなります。

ふところが深い状態になる。

すると、他の誰とも関係がない【全体性】【全一愛】の感覚が、
あなたの内側に
湧き起こるのを体験するはずです。

それはただ、
この大いなるスペース空間の中で、
あなたが「真のあなた自身」と出逢ったということです。

これを意識の覚醒と言い、
自分が何者かを心底から知ったということです。