失われた「ことば」
完全無欠な創造主である「虚空」という神にとって、
おのれ自身の絶対性(完全性)を知るには、自分の「分神」を創り出して、それを観ることが必要でした。
■観る側(創る側)=虚空
■観られる側(創られた側)=分神聖霊(私たち)
という「聖なる二分割」が
行われたのです。
そして絶対に忘れてはならないことがもう一つありまして、
「観るぞ」という意志です。意のりです。
虚空は今までに、
鉱物界、植物界、動物界、最後に人間界を創造してきましたが、
これらの現象の全過程はみな同じ目的のために活動しています。
石、樹木、動物、そして人型生命体は、
みな一つの目標に向かって働き、創造(進化)の全てがソレに向かって働いています。
では、その目的とは何でしょうか?
森や木々は何を待っているのでしょう。どんな瞬間、どんなものを待ち望んでいるのでしょう。
動物たちは、食べ物や生殖の他に何を求めているのでしょう。
人それぞれが
各自の活動を成し遂げた後、何が各自をさらなる達成へと進ませていくのでしょう。
その答えは、
様々なカタチの奥に隠されている「ことば」、
つまり「失われたことば」を
探求して、
見つけることなのです。
万物は進化すればするほど、必ず
この失われたことばを聴きたいという「切なる思い」がつのるのです。
鉱物界から人間界への
段階的な進化があるように、
人にも一定の進化状態から完全な状態に向かう過程が待っているからです。
どんな人間であれ、
どんな意識の生命存在であれ、
生きる上である程度の「苦しみ」を必ず持っています。
「なんでこんなに苦しいのか」と感じながら、
彼らなりに様々な苦痛の理由を述べるでしょう。病気だとか、人間関係だとか、お金だとか、仕事だとか・・。
でも、それらの理由は、
生きる苦しみの
「真の原因」ではありません!
各自の苦しみの理由は、
「たった一つ」の原因から派生しているだけです。すなわち、それが失われたことば(失われた音)です。
進化の様々な段階で、私たち(意識)は、
意識的であろうが、無意識であろうが、失われたことばを自分なりの方法で探そうとします。
苦痛のたった「一つの原因」を探すのです。
アノ手この手で、失われたことばを探すのですが、
その方法が時にズレていたり、道がそれていたりします。
外には無いから!
私たちが意識の原点を振り返ってみれば分かることですが、
「はじめに“ことば”ありき」だったのです。
創造源(神)だけがあり、その意志であることばだけがあったのです。
つまり、
「弥栄」の意志、
「弥栄の“ことば”」だけがあったのです。
「全一愛の音」だけがあったのです。
宇宙創造の前に、万物誕生の前に、
絶対的に存在していたのは、完全な意識の存在だけでした。
今の言語で言うところの「完全」とは全く違う完全な存在です。
完全という「ことば」「音」に宿る霊は、
言語を超えたものです。
その完全な存在が放ったことばを、
進化の過程で
みな忘れてしまったのです。失ってしまったのです。鉱物も動植物も人も。
そして、人は今、ようやく
失われたことば=「森羅万象、皆で共に栄えよう!」
を見つけるタイミングに来ています。
「ことば」が現実を創る、それは本当ですが、
人間がしゃべっている言語は
「上っ面」に過ぎませんから、
完全な現実(皆が満足する現実)は創れません。
創造神による原初の
「失われたことば」だけが、
完全な現象界を創れるのです。
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