思い兼ね(つづき)
昨日の【思い兼ね=思う】に関しての補足です。
基本的かつ非常に大切な内容ですので、
腑に落ちるまで
熟読されて下さい。
思い兼ね(=思う)には、
二つの意味があると書きました。
二つの側面があり、双方向なのです。
先ず、ひとつ目です。
1、“末”の事柄が“中心”に連絡される。
「駒まわし」と同じ理屈ですが、
末端の動的な側面は全て、不動の中心軸へとエネルギー伝達されます。
動的なあなたの身体(=末)によって
経験された事柄は、
「光」を介して、
あなたの意識(=中心)へと
伝達連絡されるのです。
物理次元でどんな事が起き、
「感情体」にはどんな感情反応が湧いたのか、
「肉体」はいかなるリアクションをしたのか、
「マインド体」はどんな論理的反発を起こしたのか、
そういう“端末”の「事柄」の全てが、
あなたの内なる“中心”の意識へと
伝えられます。
“末”が、あなたの“中心”に連絡されて初めて、
あなたという意識はその事柄を「知った・観察した」
ことになるのです。
ゼロポイント(意識)が、
自らを知るために、自らを真っ二つに分け、
“中心”と“末”を創りました。(まふつ鏡。聖なる二分法)
“中心”によって観察される対象(中心からの反射)が
“末”です。
ゆえに、あなたは本末転倒してはならず、
あなたという意識は
“中心”からブレずに居るべきです。
くどいようですが、
あなたは“中心”の意識であり、
周辺の“末”から伝達されてくる「事柄」「経験内容」の側ではないのです。
「あなた」は、
あなたに「関する事柄」とは別物です。
ここを同一化する人がほとんどですが、実に残念。
あなた自身(=中心の意識)と、
あなたの周辺に「関する事柄」とを同一化すると、
あなたは
意識としての自由を失います。
“末”からの連絡事項(思考・感情・言語)と、
真の中心であるご自分とを
同一化しないことが大事です。
あなたと、
あなたの病状(=末からの連絡事項)
とは、
完全に別物!
感情(=末からの連絡)とも別物。
思考(=末からの連絡)とも別物。
リアクション(=末からの連絡)とも別物。
外の環境も、不安も、色々な過不足も、
全てあなたとは別物。
それらは、
“末”から“中心”に向かってきた一期一会の連絡事項です。
次に、思い兼ねの二つ目の意味です。
重要です。
2、“末”の事柄を“中心”の立場から考える
あなたという意識に向かって、
“末”からは色々な連絡が来ます。
つまりこれが「自我の声」ですが、
“末”からの連絡は
「あなたそのもの」ではありません。
あなたは
“末”からの連絡事項を受け容れた上で、
他の沢山の“末”たちとも調和する必要があります。
全一愛の立場に
立たねばならないのです。
それが中立な意識であり、
意識の神化です。
思い兼ねの状態です。
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10月1日(日)のブログは(長期講座のため)
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