日曜の朝、「何か少し変だぞ」と感じ、
とにかく意識を中立に研ぎ澄ませて、
聞き耳を立ててみた。
すると、
静かな、それでいて凛とした感覚の
答えが来ました。

「まだ、多くの人が、
“個人的な狭い意識”から生きている。
何をいのろうが、
何を学ぼうが、何を実践しようが、
相変わらず意識が小さい。

無意識にではあるが、
どこまでいっても
“個人的な自分”という意識から
生きている。

全一愛の意識、
それはとてつもなく
無限に大きいのだ。壮大なエネルギーの広がりなのだ。

ゆえに、何であれ、
先ずは拡大した意識になってから、
行なってほしいのだ。
大きく大きく広がった意識になるよう、
皆に伝えてほしい。
もっともっと広がった意識になり、
その大きな無限の意識を
日常の習慣にしてほしいのだ。

とてつもなく大きな意識になると、
それは高次の意識になった
ということであり、
全体視野に立ったことであり、
全体存在（虚空）になったということだ。

全てはエネルギー・ワークだ。
知識や理屈だけで
納得していてはならない。
とにかく意識を大きくして
使うのだ。
広くて、大きくて、高い意識になってから、
天の「意のり」をするのだ。

大きな全体視野に立つならば、
おのずと高次の超意識になる。
気をつけるべきは、
そこで単に
気が大きくなるだけにとどまらないこと。

大切な「定める力」（全体に貢献する意）を
忘れないこと。
そこを忘れてしまうなら、
個人の所にばかり「全体エネルギー」を
集めることになる。
そんなことになったら、
個人的な肉体はスグにダメになってしまう。

何度も言う。
個人的な小さい意識のままで、
「全体に貢献します」と言っている人が多いのだ。
先ずは、
大きく大きく意識をエネルギー的に拡大してから、
その状態のまま、
全体＆全員に対して
いのっていくように」

それを聞いて、私は
「ああ、そうだったのか」と納得しました。
覚者は、常に
意識が自然に拡大した状態で
生きています。

そこには、いかなる個人への片寄りも
全くありません。
常にニュートラルであり、
全体的な愛の流れと一体です。

でも、いまだに多くの方が、
意識が小さいままで、必死に愛の宣言をしたり、
愛の奉仕をしているため、
生エネルギーが発動されず、
しょぼいまま、
身体の元気も無いわけです。

小さい個人としての自分のままでは、
全体に貢献する意志を放つなんて、土台無理なことです。
一部分の意識のまま、
全体総合に貢献するって、
そりゃあキツイ話しです。