「自分は無知だ」と知るべし
ずっと以前に「上」から言われたこと、
「物理次元に時間があるのは、
繊細にプロセスを
味わうためだ。
体験プロセスの全てが
物理世界のゴールだ」と。
ある美大の先生がおっしゃったそうで、
(又聞きですが)、
「デッサンは
完成させようと思うな。
思った瞬間に、雑になる」と。
つまり、「達成する」や、
「完成させる」ことを目的にすると、
どうしても
なるべく早く仕上げることを目指すので、
いろいろなことが
おざなりになり、
ろくなことがないということ。
美大の先生いわく、
「描き方を教えるのは簡単だ。
でも、大事なのは
自分で気づくことだ。
教えられることに慣れた人間は、
自分の力で何も
できなくなっていく。
気づく目(=未知を知る目)を持つには、
対象物と徹底的に
向き合う時間(=プロセス)が
必要なんだ」と。
※いかなるジャンルにも
普遍的なスピリチュアルが
顔を出しますね。
これも又聞きですが、
デッサン教室の多くは、
どれも時間内に完成させることが最も大切で、
完成を目指して
時間配分をするそうです。(成果主義かあ)
カルチャースクール系では、
先生がていねいに
描き方やコツを
教えてくれはするものの、
自分の意識が「結果指向」では
何も気付けないわけです。何も味わえないのです。
全てのプロセスを
充分に味わうことが、
人生の醍醐味なのに・・・。
大事なのは、プロセスにおいて
自らが繊細に
未知に気づくこと。
そして、その前に、
「自分はまだ何も知らないのだ」
という謙虚さが
常に必要になります。
これが、未知を知っていく上での
基本的な無知の態度です。
1DAYセミナーでも、
特に初参加された方の中には、
「さっぱり分からなかった」という感想を
ごくまれに頂くこともあります。
でも、単に
「まだ知らないだけ」ですから、
知らないことを
責める必要は全くありません。
未知を知るという
第一歩に入ったわけです。
「何も分かっていなかった」という気付き、
つまり「無知の謙虚さ」は、
何を学ぶうえでも
常に不可欠です。
未知に対して、
自分は永遠に無知なのだと
分かっていることは非常に大事。
「アレに関しては分かった!」と
決めつけた瞬間、
覚醒の10合目からでも
転げ落ちることがある。
未知なる叡智は本当に深い。
無限の底なし・・・です。
★ 対象物(自分の内面)とガッツリ
向き合って、
時には距離を置いて、
無知のまま、思考せずに、
ただじっと見つめてみるだけで、
今まで正しいと思ってきたことさえ、
全く違っていることにも
気づく。
★ 教えてもらうだけでは
力はつかず、
長い時間をかけて
自分で「気づいた」時
はじめてそれは自分の力になる。
私たちは、「気付きの観察意識」として、
とにかく自らを、
見つめて、見つめて、見つめて、
見つめ尽くさなければ
ならないのです。
光の両目(日の目・月の目)
を持つ存在として・・・。
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