宇宙空間も、
私たちの体内空間も、
光のノイズ空間です。

私たちは、その全一なる光の空間から、
「言語」や「概念」というロジック（ロゴス）を使って、
部分を切り取ってきました。

全一の光空間から切り離して、
分断させ、孤立化させ、いずれ
腐敗するしかないような
部分エネルギーにしてしまい、
本来の生きた光の質を
レベルダウンさせました。

エネルギーの分断を創ってきたのは、
言語によってです！

昨日、明日、私、
そういう表現によって、
全体的エネルギーを
部分的に切り取って、
切り紙細工のような
小さな固まり（ブロック）に
分断しました。

「昨日」という
感情的な記憶の固まりも、
「明日」という
感情的な妄想の固まりも、
共に
腐敗したエネルギーです。

自分という
エネルギーの固まりも、
他者という
エネルギーの固まりも、
すでに淀みきって、腐敗しています。
これが病気の元凶です。

ですから、
生きた光の空間に戻す必要
があります。
腐敗から発酵への移行です。

感情的な記憶の固まりの全てを、
あなたの体内空間で
溶かして下さい。
言葉による区切りを消すのです。

せめて、自他の区分をあいまいにすることです。
それが「全体的になる」ことですし、
「波動を上げる」
ことになるのです。

陰陽師の映画にて、
主演の野村萬斎さんいわく
「名前は呪（しゅ）なのだ」、
まさにその通り！

あなたの記憶というものは、
感情エネルギーの
固まりでしかありません。

刺激的な「感情エネルギー」の
固まりであればあるほど、
自我は
忘れることができません。
いえ、忘れたくないのです。
いつまでも
その古いエネルギーの固まりを
体内空間に保管し、
「寄生」させ、
天地からもらった自分の生命という
生き血を
すすらせている状態です。

あなたの過去の感情が、
新しい「今」のあなたを
食べ尽くそうとしている！

あなたが
無駄に過去を呼び覚まし、
過去を反芻（はんすう）し、
その刺激に酔いしれるなら、
いつまでたっても
「今ここ」を生き切ることができない。
（＝死に切ることができない）

全面的に「今」を感じられず、
今ここに展開する未知をのがす。
「今ここ」という最高の一瞬を
のがし続ける。

あなたが
それを許しているのです。

将来に関しては、
「成るように成っていく」のだから、
個人的に勝手に妄想して、
全一エネルギーから将来を「切り取って」、
妄想の固まりを創らないで下さい。

将来や過去という
人工的で機械的な「部分」ではなく、
今という生きた有機的な「全体」へと
溶け入って下さい。

今この瞬間だけが生きている空間です！
そして、何も欠けていません。
今というゼロ時だけが
最高潮であり、
全てがそろっているのです。

感情的な
記憶エネルギーの固まりを、
いつまでも維持せず、
あなたの体内空間に
融合し、統合して下さい。

過去エネルギーを溶かしきって
「大いなる全て」に
帰一する時です。

そのためには、
「今」に
フォーカスするだけのこと。
時の無い空間、
言葉（概念）の無い空間、
その空間を意識するだけ。

奇しくも今日は７月７日。
陰と陽、
良い悪い、
男と女、
そういった単に言語の区分でしかない名詞
の枠を超越して、
陰と陽が、良い悪いが、
全一なる光空間に
共に溶け合う日。