以前にも書いたかもしれませんが、
スピリチュアルと言うからには、
スピリットに関する話
であるはずです。

スピリットとは、
霊的な意識であり、愛の意識であり、
それは本当の
私たちのことです。

ようやく自我から
目覚め始めた私たち（スピリット）は、
今後ますます
霊的成長をしようとしています。

ただし、自らがそれを
ちゃんと決意表明していないと、
つまり日々いのっていないと、
すぐに意識が眠ってしまい、
自我が優勢になり、
スピリットの光が輝くことは遠のくばかりです。

よく私は、講座などで
光の柱を立てるようお願いする
ことがあります。

それはなぜか？
自分の全身に光を
チャージして、
イキイキと輝いて頂くためです。

イキイキと
喜びに満ちた「スピリット」となって
生きて頂くためです。

これは最低限の
「生」の基本です。

全身全霊が光に満ち、愛に満ち、
全てに感謝しながら
生きることは、
私たちを生み出してくれた虚空＆宇宙に対して、
最低限の義務であり、
恩返しだと思いませんか？

光の愛が不足したまま、
どんよりとした全身になっているならば、
それは
自然に反した状態です。

不自然な状態になっているのです。
繊細な感性が
鈍っているでしょうし、
精妙な喜びを感じられないほど、
鈍感になっているでしょうし、
不満や不愉快さが
沢山出てくるでしょう。

これではもう、
スピリチュアルな状態ではありません。

では、
「いのり」は何の為？
何の為でもナイ。
いのり自体が目的
だからです。

「いのること」そのものが、
私たちスピリットの
目的だからです。

光の柱を立てるのも、
光の体（スピリット）になるのも、
いのりをすることも、
それ自体が目的だから。

いのりは手段ではないのですよ。
そこには何の
姑息な計算もナイ。

いのりそのものが、
私たちの「意識の本質」だから、
それが自然な喜びだから、
全体への公平な愛の貢献を
宣言せずにはいられない。
（いのらずには
いられない）

「いのること」の向こう側に、
一体何が待っていようと、
「いのること」の結果、
一体何が起ころうと、
そんなことは私たちには関係がない。
神のみぞ知る。

いのりを「自我の欲」の
手段にしないで下さい。

よくよくハートに手をあてて
探って頂きたいのですが、
あなたは本当は
何をいのりたいのでしょう？
そして、あなたの「いのり」は
自発的ですか？
積極的ですか？

誰かに言われたから
いのる（＝宣言する）のですか？
あるいは、
何かしら良い事が起きそうな気配だから、
いのるのですか？

それは損得計算ではないのですか？
そんな「いのり」で、
神の光を
動かすことはできそうですか？

あなたが本当に
暮らしていたい世界、
それはいかなる世界でしょうか？

それを明確に
意図しておられますか？
どこに意識の焦点を合わせておられますか？

明確な意図がナイのなら、
「意のり」とは言わない。

あくまでも私の場合ですが、
キレイな空気、
健全な環境、
スムーズに循環する経済、
世界中の人が
各自の愛の能力を充分に発揮し、表現し、
自分の可能性の全てを生きているような、
イキイキした世界・・・・・

それらを意識し、意図し、
そんな世界になるための、可能な限りの貢献を
自発的にアクションするぞと
意宣っています。

自我にありがちな、
人に裏切られるとか、失望させられるとか、
被害をこうむるとか、
騙されるとか、
そういう意識からは
いのっていません。

自分も、他の方々も、
宇宙的な意識存在（スピリット）
として覚醒し、
お互いが
高い愛の意図（天の意志）に添って
生きていけるよう、
今後も日々
いのって参ります。