■本日も、特に重要な
ポイントです

思考だらけのマインド、
その中心が自我です。
ということは、
マインドが進化し、変容すれば、
自我は消えて、
本質的な自己が育ち始めます。

ここで、多くの人が
間違えてしまうのですが、
マインドを悪者にして、
否定し、抑えつけるやり方で
消滅させようとするのです。

でも、マインドには
重要な「神聖な役割」
があるので、
思考をおさえつけたり、
マインドを
抑えてしまっては、
あなたの中から生気が消え、
気力が湧かず、致命的です。

生きることに対して
無気力になり、どんよりし、
ウツっぽくなります。

マインドが活発であることは
自然なことであり、
歓迎すべきことであり、
それがマインドの
大切な役割です。

ただし、その思考でいっぱいの
波立つようなマインドと
同一化（一体化）
してしまうならば、
あなたは完全に
振り回されてしまいます。

決してマインドが
悪いのではなく、
あなた自身である意識が
マインドに同一化
することがまずいのです。

マインドは、その性質上、
常に気まぐれです。
落ち着きがありません。
それを無理に
固定しようとすれば、
強制された「偽の静寂」
が起こることになり、
あなたは自滅していきます。

マインドの気まぐれを
抑え込むと、
生の停滞という
泥沼に沈みます。
これでは生きていると
言えません。

実のところ、
マインドの活発な気まぐれ、
落ち着きのない流動性、
飽きっぽい移り気、
その背後には、
重要な神秘的な秘密が
隠されていたのです。

マインド自身が、
マインドに見合うような
「最終的な休息所」を
見つけない限り、
その移り気は完了しません。

永遠の住処（すみか）、
終の棲家として、
充分に価値のある玉座を
見つけない限り、
マインドは決して
落ち着くことができません。

では、その究極の休息場とは
どこにあるのでしょうか？

実は、マインドが探し続けている
最終的な休息所とは、
「神意識」の中、
「愛」の中にあるのです。
神の愛が認識される所だけが、
マインドが唯一
静かになる地点なのです。
そこだけが、マインドの玉座です。

ですから、
マインドが揺れ動き、
ひとつのところに
腰を据えられないならば、
そこは大した価値がなく、
玉座ではないということです。

マインドがあちこちに飛びかうこと、
あちこちに漂うこと、
それはマインドが究極の領域に
到達するまでは
止むことがありません。

マインドが本物の
普遍的な喜びを得る日、
決して揺らぐことのない
絶対的な平和の喜びに到達する日、
イキイキした真の静寂で
満たされます。

その時初めて、
マインドはおのれの移り気と
放浪癖を終えることができます。

マインドを強制的に
安定させて得た静寂は、
マインドの不活溌を起こし、
究極の玉座に到達することを
ジャマするだけなのです。

ですから、あなたのマインドの
活発な気まぐれや、
移り気に対して、
心から感謝して下さい。

そして、マインドにとって
本当の喜びが得られる
玉座の方向へと、
真の至福の方向へと、
あなたのマインドを
定めてあげて下さい。

Manaのマインドにとっては、
その方向づけが
「弥栄に誠を尽くす！」
ということになっただけです。

愛を込めて、
あなたのマインドを
導いていくような
意識になって下さい。
そうすると、マインドは
必ずあなたの意識の後に
続いてくれます。