ブッダの最古の瞑想

| すぴりちゅあるブログ

 

以前にも書いた内容ですが、
日々における重要な
基本態勢(=瞑想状態)ですので
あらためて・・・。

たとえば今、あなたは
この文章を読んでいます。
文章を読んでいる時、
その読み方には二つあります。

一つめは、
注意の焦点を

ブログの文章だけに向ける
という読み方ですが、
これはごく普通の読み方です。

 

その時あなたは
文章に没頭し、
読み手」である自己を
全く忘れています。
文章を知るけれど、
読み手のことは忘れるのです。

 

二つめは、
「文章」も「読み手」のほうも
忘れていない状態です。
読み手である自己も
同時に想起しています。

 

叡智に必要なのは、
片側通行ではなく、
双方向の矢となって、
「知る側」と「知られる側」の
二点(二極)を指し示す
ことなのです。

 

対象に向かって
意識エネルギーが
一方向だけに
流れているようでは
愛の円環(生の巡り)
は起きません。

 

同時に双方向に流れて、
二極同時に指し示されると、
そこに愛の円環が起こって、
真の自己である究極の意識存在
(創造の虚空)が想起されます。

 

あらゆる瞑想の目的は、
この真の自己
想起するためであり、
意識を覚醒させて
立ち上げるための
キッカケなのです。

 

これは、慣れないと
なかなか難しいものがあります。
一方向に向かうことが
習慣になっていますから、
双方向に意識が向くのは
大変かもしれません。

 

対象に向かえば自己を忘れ、
自己に向かえば対象を忘れる。

 

でも少し実践すれば、
徐々に双方同時に
意識できるようになり、
真の自己が
想起できるようになります。

 

究極の真の自己は、
生の巡り(愛の円環)を
観察する者であり、
現実創造を観察する者
ということです。

 

この自己想起は、
ブッダが使った最古の
技法のひとつで、
彼はそれを
中庸・中観・正念

と呼びました。
「正念場」の語源です。

 

ブッダいわく、
あなたの意識が一点(一極)
ずつしか知らないなら、
それは中庸や正念の状態
ではないのです。

 

二点同時(無極)に
知らなくては
究極の観察にならず、

あなたは自と他の双方を超えて、
双方を統合して、
生命の巡りを観て
知らないといけません。  

 

その時初めて奇跡が起こり、
個人的で一方的な
自我の見方ではなくなり、
究極の愛である
超越意識になるのです。

 

私たちが、常に
この状態でさえあれば、
人生では何も
成し遂げようと
奮闘しなくていいのです。

 

この意識状態を
瞑想」の状態と呼ぶのであり、
日々これを保てば、
楽々と勝手に
現実は新化していきます。

 

そしてあなたは、
安心して
愛の表現者としての
活躍をすればいいのです。

 

 

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