思考も欲求も
全く波立っていない、
平らかで至福な悟りの境地、
これが「平気」という意味でした。
（５月７日のブログ）

このように、
思考や感情や欲の
強い波立ちを鎮めることを、
古事記では
「みたましずめ」と呼び、
この鎮魂の状態が、
スピ的にも現実的にも、
ものすごく重要な基本なのです。

マインドが全く
ブレていない状態、
つまり感情の波にも
左右されない状態、
これぞゼロポイントです。

古代エジプトの情報によれば、
女神イシスは「天上の聖母」（虚空）
の象徴でした。
夫であるオシリスの遺体を
新生復活させて、
生と死を操る強大な魔力を
持つ女神と言われていますが、
これは実に深い
科学的真実を語っています。

イシスは、夫の体（マインド体）を
「こまぎれ」にしたのですが、
そのようにマインドの
クラスターを細かくした
ことの意味は、思考を
ピュアな光子にまで
分解したわけです。

もうソレ以上は
細かくできない
光のツブツブ（光のドット）
にまで崩壊させた
ということです。

思考をピュアな光
にまで戻さないと、
新生進化できません。

このように、全てを
ピュアな光子にまで
分解することが
「みたましずめ」
です！

「みたましずめ」によって
完全死が起こり、同時に
完全新生という
錬金術が成されます。

マインドが揺れること、
つまり「波立つ」ならば、
必ず感情も波立つ。

これは水平な横揺れでしかなく、
いつまでも水平な
横揺れの輪廻のまま、
垂直な新生進化への
躍動に乗っかれません。
肉体の新生進化も起きません。

あなたの本質の意識が
意図することと、
自我（単なる自己イメージ）が
欲求することとが食い違っていると、
生きることが
苦しくなります。
生きる意味が分からなくなります。

どうあがいても、
個人的なあなたが
生きているわけではなく、
あなたの体を通じて
本質の意図が躍動するだけです。

マインドがブレることなく、
みたましずめの状態であれば
（ニュートラルであれば）、
あなたの本質の意識は、
着々と計画（天の意）を
進めることができます。

みたましずめの状態であれば、
自然に「どうしたいか」が
分かるはずなのです。

それなのに、
色々な思考＆感情によって
水平にブレながら
大きく波立っていると、
今この瞬間に意識を
置くことができず、
垂直の「さざ波」の声が聞こえない・・・。