「誰と」比べていますか？
「何と」比べていますか？
「どの時期」と比べていますか？
「どこ」と比べていますか？

WHO，
WHAT,
WHEN,
WHERE

諸行無常の一瞬一瞬、
千変万化する一瞬一瞬、
比較している暇はないし、
比較する意味もありません。
唯一無二、一期一会、
喜ばしい思いで
生きて下さい。

比べて否定しなければ、
不足・不満の感情など
決して湧かないと思います。
不満も不足も、
あなたの意識が
「今の一瞬」から
離れた時に起こります。

未来に意識をはせるとき、
必ず不安・不満・不足が
起きます。
水平時間軸に入ります。
そして、いつまでも
グルグル輪廻します。

不満・不足・不安は、
今この瞬間と、
今には無いもの（過去と未来）
とを比べることによってです。

もし、比較を忘れて、
今ここを十全に
生きていたら、
不満も不安も絶対に起きません。

思考や感情的に起きない
だけではなく、
実際の現象面でも
起きないのです。

誰も、この重要な事実を
教えてくれなかったけれど、
私自身、そのように
実験しながら生きてみて、
本当にそうだと納得しました。

私たちのマインドは、
無意識に比較することへ
働きがちですから、常に
短気で、焦っています。

でも、「意識」のほうは
全く比較をしません。
比較のしようがないのです。
それは、
大いなる意識の中には、
比較のための分断が、
「区分け」や「境界」が
もともと存在しないからです。

意識にとっては、
あらゆる全てが自分だ
と知っているから、
自と他にエネルギーが
分かれていません。

今だけしかないと
知っているから、
さっきだとか、明日だとかに、
エネルギーが
分かれていません。

絶対的で、全一で、
統合的です。だから、
意識には時間が無く、
不満も不安も湧きません。
充足しかありませんから、
充足した現実だけ
しか起こりません。

「統合する」ことを
「統べる（すべる）」
とも言います。
「統べて」とは
「全て」のことです。

今まで分断してきた
モノやコトを、
どんどん統合し、
今この瞬間に
受け取るべきものを、
ちゃんと丸ごと受け取って下さい。

それだけでいいのです。
それが充足・満足
になるからです。
世の中に、
たった一つだけ
「べき」があるとしたら、
今ここを「受け取るべき」
です。

思考の論理性、合法性、
それらは全面的な
間違いではないから、
少しは何かの
役に立つかもしれませんが、
あくまでも偏見の域を出ません。

決して万能ではありません。
高次意識の完全性の
足元にも及びません。

理論や思考の
怖いところは、
あくまでも部分的な偏見
であるがゆえに、
思考に固執すると、
あなたのエネルギーは
下がるいっぽうです。
だから、不安で不満です。