私たちは、
「個人的な自分」が
存在しているのだと、
当然のように思っています。

あなたも、いまだに
「個人的な自分」
「個としての私」というものが、
今ここに生きて存在していると
思っているのではありませんか？
きっとそうでしょうね。

いまだに多くの方が、
個人的な自分という「信仰」
を失うまいとして、
必死に努力している
としか思えません。
いかがでしょうか？

きっとあなたも、
何を実践しても、
何を習っても、
「個人的な自分」がやっていると
思っていますよね？

自我、エゴ、個人的な私、
そういうものは、
実は集合的な概念に
過ぎないのです。
例えば、社会・国家・政府
という表現と全くの同類です。

「個人的な自分」
などという概念は、
人間が創り出した幻
でしかありません。

でも、この幻は、
熱狂的な信者、つまり、
覚醒していない意識
の人々によって
延々と信仰され続けているのです。

誰もが「個人的な自分」
の信者です。
自分が存在しているという
「信仰」の中に生きています。

この信仰心は、
宗教団体にハマるよりも
もっと質（たち）が悪い。
ものすごく根深い洗脳であり、
根深い眠りであり、
全世界の人々が
その信仰に一生を捧げる。

覚醒した意識
の者からすれば、
不気味でさえあるのです。
 

端末意識であるManaは
「こいつ自身」を
「私だ！」などとは
ゆめゆめ思っていません。
個人の私がいる
という洗脳からは
目覚めてしまっています。

意識でしかないことを
完全に分かってしまいました。
いつもその自覚しかありません。

ですから、「私が」生きている
などとは思っていませんし、
「私が」死ぬとかも
思っていませんし、
「私が」考えているとか、
「私が」悩んでいるとも
思っていません。

全ては「光の情報」が
流れているだけです。
「私が」生きているのではなく、
虚空からの光エネルギーが、
この体内を循環して
動いてくれている、
その感覚しかありません。

ものすごいギフトを
頂いている感謝しか
ありませんし、
体内に流れてくる色々な
周波数（情報）が、
面白くてたまりません。

以前に、
「神はどこに居る？見つけ出せない限り、神など信じられない」
というご相談を
受けたことがあります。
神を疑っていらっしゃるのです。

創造源を疑い、宇宙の采配を
疑う人たちでありながら、
「個人的な自分」が
存在しているかどうか
に関しては、絶対に
疑うことはないのです。

神のことは疑っておきながら、
真実の話には不信を持ちながら、
自分個人が存在している
という思い込みに関してだけは
絶対に疑わない。

「個人的な自分」への
信仰心を疑っていかない限り、
人はもう覚醒できず、
真の意識を確立できず、
マインドの輪廻から
出ることはできません。

個人的な自分、
私という概念、
それが最もやっかいなのです。
（ブッダたち、本当に
大変だったろうなあ。
PCも無い時代に・・・・。）

自我の深い死、エゴの崩壊、
それをもっと簡単に言いますと
「自分自身との離婚」
ということです。
それが霊的本質の開花です。
真の意識（神性）の始まりです。

あなたが意識存在として
明確に覚醒してしまえば、
生きることも、
愛を放つことも、
霊的に発展することも、
笑ってしまうほど簡単なのですよ。

声を大にして言いたい。
「こっちの水は甘いぞ～」と。

※明日のブログ＆メール返信は
お休みさせて頂きます。