純粋な「聴くこと」の境地
表層だけの好奇心や、
頭だけの知的満足を求めるだけなら、
どんな真理(神性や霊性)
の扉も開かないし、開花しません。
スピリチュアルな世界への
単なる見物人には、
何の秘密も明かされないのです。
真理の探究へと
全身全霊で入っていき、
取り組み、実践する意志と
情熱が無ければ、
意識の開花は無いのです。
私たちの神性、霊的本質、
スピリチュアリティは、
それを求める「渇き」(情熱)に応じて、
必ず内面で芽生えるようにできています。
必要なことは、
本質真理への渇きが、
あなたにあるかどうかだけです。
この強烈な渇望を携えていないなら、
自己の本質に取り組む持久力や
情熱は失せるのです。
「本気で私は真理に取り組みたいのか?」
これを自らに問いかけて下さい。
私たちそれぞれが、
自分の内側を真摯に見つめ、
霊的本質への渇きや渇望を
いだいているかどうか、今一度、
見定める必要があります。
そして、何も代価を払わずに、
何も労力を費やさずに、
やすやすと真理を得ようなどと、
甘いことを思っていないかどうかです。
あなたは本気で普遍的な真理に
飢えていますか?それとも
自我の欲望のほうに飢えていますか?
あなたの中に、普遍的真理への
「究極の渇き」が本当に強くあるならば、
たとえ100%の成果を
得られない時であっても、
充分に納得がいくのです。
普遍的真理ではないもの、
つまらないものを欲して、
それらを全て
得ることができた時よりも、
はるかに納得がいくのです。
本気で真理を渇望
する方にとって、
今までと同じような
「習慣の範囲」にとどまるならば、
霊的本質への道は
非常に困難です。
今日は、本気の方に向けて、
避けて通れない有効なワークを
いくつか紹介して参ります。
これをせずして、
意識の覚醒をした賢人は
誰もいません。
是非、思いをあらたにして、
真摯に取り組んでいって下さい。
■先ず、一つ目の提案です。
毎度おなじみの提案ですが、
あなたの「内なるおしゃべり」を
できる限り最小限にしていくことです。
できれば、外の誰かに向かって
おしゃべりすることも、
必要最小限にしていって下さい。
絶え間なくしゃべることは、
単なるクセですが、話すことで
エネルギーが全て失われ、
気づきを繊細に受け取るほうに
エネルギーが回らなくなるのです。
しゃべる側になるのではなく、
聴く側へとチェンジすること。
この頭の中のおしゃべりは、
今世紀最大の
不幸のモトなのです。
あなたは、朝から晩まで
内側でも外側でも
しゃべり続けています。
男性性に片寄っています。
表面上は無口な人でも、
内側でのおしゃべりは
無意識に必ず行なっています。
これでは、「聴く」という
態勢が失われています。
受容する、受け容れる
という女性性が使われていませんから、
何も知ることができないのです。
たとえ、ご自身が
しゃべっている時でさえ、
必ずそれを聴くことを
忘れてはならないのです。
ですから、
感情的な内容を話す側
(放つ側)ではなく、
感情内容を聴く側になることを
常に覚えておいて下さい。
このように全ての
周波数を聴く存在、
音を観る存在、
それが真の自己であり、
あなたの中心なのです。
愛の発動によって
光明を得た人の内側では、
聴くという意識しか
残っていません。
それが最高の意識であり、
他の次元から感知
できることの背後には、
その超越した意識だけが
残っているのです。
特に、静寂な高次の周波数に
耳を澄ますことを
習慣にして下さい。
まるで無音のような
周波数に耳を澄まし、
聴くことに慣れていって下さい。
私たちは最終的に、
ただ純粋な「聴くこと」
(音を観ること)に
至らなければならないのです。
つまり観音です。
この純粋な「聴くこと」を
意識と言います。
意識の開花(覚醒)のためには、
誰であれ、必ず「聴くこと」を
保たなければならないのです。
これが、ヨーガや、宗教的修行や、
古代叡智や、スピリチュアル学の
最終ゴールです。
それがあなたのホームであり、
ルーツなのです。
ここに至るためにも、
あなたの本気の渇きや
渇望の発揮が必要とされます。
※明日は、二つ目の提案です
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