あらためて重要なポイントを
書かせて頂きます。
何回も書かねばならないほど、
大切だからです。
これは不覚の自我にとっては
致命傷となる内容です。
深い死への覚悟が必須です。
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私たちは観察する意識
（虚空のゼロポイント）だと、
本にも書かれていますし、
そう言っている先生もおられます。

でも、それはどういう意味でしょうか？
色々な対象を観察しているのは、
肉体の耳や目ではありません。

あくまでも耳や目を通じて、
この世の情報を収集して
観察している「何者か」がいるのです。

本当のところ、真空の空間が
この世の全てを観察しています。
あらためて、びっくりされませんか？

あなたという個人が
見聞きしているのではなく、
研ぎ澄まされた静寂な
無の空間が見聞きしているのです。

音も色も、全ては波動ですが、
その波動は、身体細胞の中心の
真空空間にまで到達します。
つまり、真空によって
見聞きされるということです。

その真空空間が純粋な意識であり、
これがゼロポイントであり、
何とあなた自身なのです。
信じにくいかもしれませんが、
真実です。

真のあなたは
この世の物理次元に
生きているのではなく、
物理次元から寄せられる波動を
受け取っている、
完全に別次元の意識ということです。

私たちの真の姿は、
カタチ存在ではなく、
虚空という真空状態の空間なのです。
真空の空間ですから分断できません。
だからワンネスです。

真空の空間ですから腐敗しませんし、
壊れることもできません。
真空の空間ですから死にません。
その何も無い真空空間が、
全ての生きたカタチを産み、
そしてカタチの波動を見聞きし、
観察しているのです。

ところが、あなたの意識が、
あまりにも観察の対象に
のめり込み過ぎて、
そこに同一化しすぎてしまい、
創造して観察する無の空間
としての自覚を忘れてしまったのです。

あなた自身である意識は、
ただの一度もこの世に
生まれていません。
今もです！
あなたという意識自身は、
ただの一度も
時間の中には
生まれていないのです。

意識は時間を超えた領域に
住んでいますから、
時の無い世界において、
永遠に目覚めて在るか、
眠って在るか、
そのどちらかなのです。

意識の覚醒とは、
あなたが無の真空空間としての
自覚を持つという意味です。
これを「中庸」「中立」「中心」
と言います。
これは個人的エゴの
深い死を意味します。

あなたが常に無の空間としての
自覚を明確に持つなら、
その無の空間という創造意識が
イキイキと活性化し始めます。
息を吹き返すのです。まさに
全一愛の意識として復活するのです。

そして虚空には、あらゆる情報が
潜在されて在ります。
アカシックレコードとも呼ばれ、
巨大な叡智空間になっているのです。

ただし、虚空は菩薩のような
愛の空間ですから、
私たちがキリスト意識や、
菩薩のような意識になっていない限り、
アカシックレコードの
深い叡智にはアクセスできません。