「私は神の心が知りたい。
他のことは二次的なことだ」と
アインシュタインは言いました。
彼が言う「神の心」とは
何なのでしょうか？

実は、それが意識
というものです。
では、意識を知るとは
一体どういうことでしょうか？

あの世の意識存在として
覚醒する（目覚める）ことなのです。
あなた（ゼロポイント）は、
あの世から、この世へと、
自分の分身（双子）である
「反射ポイント」を送りこんで、
弥栄な物理次元を
観察したいという「ねがい」
を発動しているのです。

今・ここ・・・・
それは永遠のゼロポイントである
「今」と、
物理次元の反射ポイントである
「ここ」が、
愛の円環をするための
重要な２点のことです。
「今」＋「ここ」は
聖なる二分法なのです。

それ以外のことは
二次的なことばかりです。
外側のニュースや、
世間的な幸福の概念や、
他者のアレコレなどは、
所詮は二次的なことなのです。

意識の覚醒は、
人生の最終目的というより、
普通に当たり前に、
人生のスタートであるべき
状態なのです。

自我の満足のためなんかじゃなく、
全体のために
必ず全員が全一愛の意識として
目覚めなくては、
もう繁栄することなど
ありえない状況にまで来ています。

いっさいの言葉や思考なしの
純粋な意識を、あなたが
ほんの少しでも垣間見ること、
その最初の気付き、その一瞥、その覚醒が、
あなたにとって最も大切なことなのです。

今まで自分が延々と一体化
してきた習慣的な思考や、
否定的な思考や言葉に
「あ！」と気がつくことから
覚醒が始まります。

思考や言葉に気付いていて、
そこに一体化せず、
その一部にもなっていない意識が
ふと目覚める。
ほんの少しでもできたなら、
あとはもっと簡単になります。

無意識を
可能な限り減らしていき、
気づく瞬間（意識的な瞬間）を
増やすのです。

常時、気づくことが
できるようになったら、
そこからの人生は
喜びいっぱいになり、
激変すると思います。

………………………….

アインシュタインが言ったように、
人生での外的な目的は
二次的なものでしかなく、
内なる目的が大事なのです。

しかも、私たちの内なる目的は
とてもシンプルで、
全一愛の意識として目覚め、
その本質的な自覚を強めることだけです。
これだけが、
地上の人類すべての
共通の目的なのです。
さらに言いますと、
宇宙の目的でもあるのです。

外側の目的は、
人それぞれに異なり、
時間と共に移りゆくものですが、
そこには内なる覚醒
など全く無くても、
達成することは可能です。
ものすごい努力、勤勉さ、時には
狡猾なやり方を通して、目標達成し、
願望成就することができます。

でも、心底からの喜びはほとんど無く、
さらなる外側の目的に向かって、
「もっと、もっと」と歯止めなく
追い立てられていくことになります。

だからといって、私たちが
この物理次元にいるのは、
具体的な創造を経験するためですから、
外側の目的も欠かすことはできません。

だからこそ知っておいて頂きたいのですが、
外部的な目的の成功のためにも、
その基盤としての意識の目覚めが
不可欠だということを。
この内なる目的を主軸にしていくと、
宇宙と調和した生き方になります。

それが外側の目的達成の
中心土台となるのです。