妄想(もうぞう)するなかれ!

| すぴりちゅあるブログ

 

ある禅僧が、
弟子たちに言いました。
「私たちの肉体は
一所懸命、365日、
いっときも休まずに
働いているのに、
お前たちが頭の中だけで
勝手に判断して、
疲れた、辛い、苦しい、寒い、痛い
などと言っているのではないのか。

 

そういう気持ちが
出てくる前の
純粋な意識である
“真の自己”をつかまえなさい。

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そして、もし、
自分が裏切られたり、
ひどい目にあわされたと
口では言っても、
実のところは、
そういう自分の感情に
だまされているだけだ
知りなさい。それは妄想だ。
妄想するなかれ!

 

自分が“中立な意識”
であれば、

自分の苦痛感情に
だまされることはないのだ。

 

苦しいとか、辛いとか、
そういう感情は、
お前たちが勝手に言っている
だけのことで、
辛いとか苦しいとか
“思い込んでいる”に過ぎない」と。

 

「心に傷を負う」
という表現がありますが、
本来「ゼロ」「無」「虚空」
という純粋な意識
である私たちには、
傷のつきようがないのです。
そう思われませんか?

 

意識には全く
カタチが無いのだから
(空っぽなのだから)
傷をつけることなど無理です。
壊すことができない最強の
愛の意識なのです!

 

もしも創造主である意識に
傷がつくような不具合が
あるとしたら、
この世の何もかもが
最初から創造されることはなく、
何も存在できなかったはずです。

 

あなたは感情の傷の側ではなく、
それを創った側であり、
したがって、
その傷を観察する側ですし、
傷を受け容れる側だと
いうことです。

どうか、この真実を
受け取って下さいませんか。

 

今まで自分だと
思い込んできた人格や性格、
あなたはそれらに
ベッタリと一体化
してきたわけですから、
無とか、ゼロとか、

カタチなきものに
一体化することのほうが
不安な方もあるでしょう。

 

意識というカタチなきものに
同調するくらいなら、
今までのように、
カタチがある人格(エゴ)に
依存したままで、
たとえ苦しい感情が湧こうとも、
そのほうが安心なのです。

 

かつて知ったる不幸であれば、
未知の至福よりも
安心だからです。

 

ですから、いまだに
真の自己である意識を
眠らせたままの方も
おられます。

 

そして、そういった方は
完全に感情エネルギーと同一化して、

感情自体が放つ苦痛の
「周波数(情報)」を

自分自身だと勘違いしながら、
その妄想によって、
自分そのものが苦しいのだと
錯覚し続けるのです。 

 

これを分かりやすく言いますと、
たとえば熱湯それ自体は、
「熱さ」という周波数(情報)
を放っています。
あなたの手が熱いわけではない。

 

でも、あなたが
熱湯に手を入れると、
熱湯が持っている熱いという
周波数(情報)が伝わってきます。
でも、あなたの手それ自体が
「熱さ」ではないことを
ちゃんと分かっているはずです。

 

それなのに、
感情が放っている苦痛
という周波数(情報)が
あなたに伝わってきた場合だけは、
どういうわけか、
自分がその苦痛情報そのものだ
と思い込むわけです。

 

どうか、感情に同一化せず
24時間、俯瞰(ふかん)

し続ける習慣を確立して下さい。

 

 

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