欲の見分け方&見限り
「自我の欲なのか、
本質の欲なのか、
見分けがつきません」
というご質問をたまに頂きます。
我欲を叶えるゲームが
悪いわけではないので、
叶えることに貪欲であっても
一向に構いません。ただ・・・
自我の肥大化を目的とした欲は、
叶えても叶えても
決して満足することがないのだ
と気づくために、
やってみるだけのことです。
物欲にしても、食欲にしても、
名誉欲にしても、旅行欲にしても、
それらの欲が
不安から逃げるための欲であったり、
自我の肥大化のために
湧いてきた欲なのか・・・、
あるいは、本質的な愛の意識が
肉体と共にワクワクしながら
経験したがっているのか、
その違いが自然に分かるのは、
やはり、あなたが
純粋な虚空(無の空間)となり、
キリスト意識(天の意図)を
立ち上げてしまった時だけ。
そうでないなら、
この二種類の欲の違いが
分からないと思います。
だから
「この欲、これでいいのだろうか?」
と悩みますし、堂々と欲を
認められなくなってしまうのです。
あなたの意識が
キリスト意識にまで
深まって進化していくと、
自我の特徴である
「かき集め欲」は
激減していきます。
本当に質の善いもの、
真善美愛を感じるもの、
どうしても必要なものしか、
欲しくなくなります。
この虚空の「質」(クオリティ)が、
愛、仏性、神性と
言われているものだと
深く腑に落ちるのは、
真摯に自己の内面を
追究した人だけが
手にできる恩寵だと思います。
愛、仏性、神性
といったような「質」が、
そのまま
虚空の意図、意志、意宣り(いのり)
になっているということも
自然に分かってきます。
虚空という無の空間の
「質」こそが、
創造の源であり、
創造主そのものなのです。
そして、虚空が創ろうとしている
愛の瞬間(事象)を妨げてしまうものが、
自我が作る限定された時空間です。
過去時間
(ついさっきの自分と物事が、
今もなお続いていると思い込む
制限イメージ)、
未来時間
(是非こうなってほしい、
こうなると困るという制限イメージ)、
以上のような過去&未来を
【今この瞬間】の中へ
自分勝手に挿入しないで下さい。
それらは、
自我の欲が作り出した
幻夢の3D時空間なのだと
知って下さい。
あなたが個人的に
何らかの特定の時空間を、
今ここに勝手に見て
「限定(確定)」してしまうと、
そこは固定化されます。
変動しにくくなり、
リニューアルできません。
見限るとは
まさにこのこと!
物事を見限るだけでなく、
ご自分自身の中にも
特定の何かだけを見て、
限定(確定)していませんか?
見限ることによって、
何も変動しなくなりますから、
イキイキした感覚や
繊細なエクスタシーを
感じることができません。
重く、沈鬱な感覚しか
味わえません。
このように、
自我が作る過去時間や未来時間は、
虚空が意図する「真の進化創造」
への動きに対して
見限りとなり、
「目詰まり」となるのです。
発展進化の妨げです。(※明日へ続く)
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