「中心」に根付くとは?

| すぴりちゅあるブログ

 

「中心とは、何ですか?」
というご質問が大阪でありました。
以前にも、大阪で同じご質問がありました。
そこで、気づいたことがあります。
私たちは、いかに学問の知識に
縛られているかということです。

 

数学で、
円の中心を求めなさい」
という試験問題が出たことがありませんか?

 

そのことが頭にこびりついているので、
中心と聞くと、
平面的な試験用紙に書かれた
平面的な図形の中心
のことを思い浮かべてしまうのです。

 

生きているわけではない図形
中心を求める・・・
学問の場合の中心は
それでいいのですが、
【生きた3D存在の中心】となると・・・・・。
生きている生命体の中心、
その意味が分かっていないなら、
そこに根ざすことが出来ない。

 

「中心」の意味、
それは全ての創造の「根本土台」ということ。
あらゆる生命体を創っている根本的土台を
中心と言うのです。

 

それは無限の広がり
虚空全体のことです。
虚空は部分ではなく、
大いなる全体です。

 

すなわち、本当の中心は、
2D試験用紙を超えており、
「3D全体性」だということです。
生きている生命体の「中心」とは、
虚空全体のことです。

religion 

多くの人の意識は、
「真の中心」は虚空全体だと知らないから、
中心を定めることができずにいます。
虚空全体に根ざしておらず、
「部分」に片寄って、
そこに重きを置いて、
片寄った部所を中心にしてしまう。

 

しかも、しょっちゅう
その中心が移動していて、

中心が定まらず、
いつも落ち着きがない。
瞬間ごとに「自分の中心」が
移動しているため、
至福や安心が感じられない。
これが不安の原因です。

 

たとえば、
あなたのマインドが機能している時は、
マインドに中心が置かれる。
つまり、部分に片寄っている。
話しをしている時には、
口に中心が移動して片寄る。
観察している時には、
目に中心が片寄る。

 

頭を使っている時は、
頭を中心に生きているし、
誰かに恋している時は、
ハートか、第二チャクラが
中心になっていたりする。

 

だから常に極端であり、
全体のバランスがとれず、
不安であるし、緊張が消えない。

 

真の中心とは、
全ての土台という意味だから、
あちこちの部分的な箇所に移動しない。

 

虚空は目には見えないが、
消失したりはしない。
無限に不動で安定していて、
ぐらつきもしない。
その堂々と在るもの、
それが真の中心、真の王、虚空
という無限の全体です。

 

ブッダは、たとえ頭を使っていても、
真の中心に根ざしていた。
つまり、全体的な虚空に根ざしていたから、
バランスが取れていて、
極端ではなく、全体的であった。
これを「中庸」「中道」と呼んだ。
簡単に言うと、ニュートラル、中立です。

 

永遠の不動の中心、
つまり真の中心に根ざした人は、
頭を使おうが、
中心を頭に移動させていない。

 

ハートを使おうが、
腹のチャクラを使おうが、
そういった部分的な局所に
中心を移動させていない。

 

つねに全体的な虚空に根ざす。
真の中心にとどまることができたら、
これが「センタリング」の状態。
バランスが取れ、あなたの生は、
深い3Dの均衡状態になる。
最高の至福、涅槃、ニルヴァーナに入る。

 

ですから、「虚空に入って下さい」
と言われても、
頭だけで虚空を考えたり、
ハートだけで
虚空に同調しようとする。
これでは無理です。
虚空は全体性なのだから。

 

 

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