「空」と「弥栄」
今一度、「空」と「弥栄」(いやさか)の関連を書かせて頂こうと思います。
万物の根源、すべての物質の原点、あらゆる「いのち」の発生源、それを仏教用語で「空」(くう)と呼び、古事記では「あめのみなかぬし」と呼び、一般的には「天」ということもあります。
もちろん、まだ形もなく、物質ではない状態です。
そして、ある瞬間、「空」そのものが、まだ物理的ではない自分自身の存在をはっきりと感覚的に認識し、自分自身の存在を明確に【自覚】したのです。これが【覚醒】です。
「ん!?物理的なものではないが、今ここに自分という何かが存在するぞ!」ということに気がついたわけです。
そして「空」が自覚を持ったとき、その「空」から「最初の欲求(最初の意思)」が生まれました。
「空」の最初の意思が発動したわけです。
一体どのような「意思」であったのでしょうか?
それこそが【弥栄】の「意思」(弥栄の欲求)だったのです!
【弥栄】(いやさか)とは何か?
【全体繁栄】のことです。万物万我がなにひとつ漏れることなく、なにひとつ欠けることなく繁栄することを言います。
「空」・「天」から発動した【弥栄】の意思ですので、「天の意思」すなわち「天意」(あい)とも言います。
「天意」は「神の意」です。
【弥栄】の意思を実践して人生を歩むことを、古事記では「神ながらの道」と言います。
この【弥栄】の意思によって、万物の源である「空」から、無数の「光(素粒子)たち」が四方八方にバラまかれ、飛び散っていき、物理宇宙の空間ができていきました。
最初の頃は、混沌の状態の「光たち」でしたが、徐々に「光たち」全体が【秩序】を保ちながら調和していき、共に発展繁栄を始めて、宇宙全体が栄えて拡大成長していったのです。
この完全完璧な【秩序】は、もともと「空」のなかにすでに定められてあるもので、ここに全体全員が従うからこそ、無理なく【全体繁栄】できるのです。(この「完璧秩序」の存在する領域を、古事記では「高天原」と表現しています)
ところが、元気に飛び散った「光たち」は、そのうち「ひと」という「いのち」存在になったときから、各自が自分のことだけを優先しはじめ、【全体繁栄】のための【秩序】からずれて、全員の調和が乱れていくことになりました。
多くの「ひと」が、自分が優先となり、自分の繁栄だけが主眼となり、【弥栄】の欲求(天の意)から大きく外れることになったのです。
でも、もともと、私たちは【弥栄】の意思からコピーされて生まれていますから、2012年末~2013年にかけて、そのような【秩序】の乱れを疑問に感じ、もとの素晴らしい調和に戻そうという思いが、フツフツと心の深い奥から湧きあがってきたのは当然の成り行きでした。
心の原点回帰(=アセンション)をしたくなったのです。
そして、自由意思を許された「ひと」であるがゆえに、各自の意思を【天の意思】に合わせ直して、もう一度【弥栄】なる世界を造り直す時代に入ってきているわけなのです。
これが地上での「神界づくり」ということで、ようやく始まったばかりです。
これらの事実に気付いた「ひと」たちが、自由意思でもって【弥栄】なる「神界づくり」を始めていくことになりますが、その「ひと」の運気の流れが格段に豊かな循環へと変化するのを実感されるはずです。
はっきり申し上げます!
各自が無限に栄えて、いつもいつも本当の至福であるためには、絶対に「全体繁栄」でしか無理なのです。
「天の意思」が、「空」が、「創造の源」が、絶対に単独発展を許さないのです。
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