いよいよ、感情ゲームの
終焉の時が近づいています。ですから、
個人的にも、「キッチリ終える！」と意図して下さい。
感情的な有限時間（有限のカタチ）を超えることは、
人間の「限界を突破」することになりますので、
これぞ真のヒーリングといえます。

従って、ただ単に感情的に決着をつけることは、
決してヒーリングではないのです。
感情的にホッと安心する、気持ちがスッキリする、
そういったカタルシスだけを求めているなら、
いつまでも感情ゲームは終わりません。
薬物中毒みたいなものですから。

人というものは、往々にして
古い記憶を延々と引きずって
持ち運ぶ傾向があり、
自分自身のエネルギー場に、
感情的な「苦痛の集合体」を
徐々に確立していくのです。

これが自我のメカニズムですが、
その苦痛の集合体にちゃんと向き合って、
その正体を確認しない限り、
いつまでも苦痛の集合体が残り続け、生き続ける。

多くの人が、不安や恐れや怒りといったような
重苦しい周波数を、
自分の内側に無意識に吸収する傾向にあります。

あらゆる不幸（＝感情的な周波数）は、
人間の「無意識状態」「覚醒の無さ」が原因であるので、
気づいていること（覚醒していること）が
不幸を超越する鍵です。
とにかく繊細に気付いて受け容れること、それだけ。

アッと言う間もなく、いつのまにやら（無意識に）
不幸な被害者に成り下がって、
感情的に何かを非難している限り、
自我の「苦痛体」にエサを与えていくだけです。
人間としての不幸を超越するには、
感情的に非難することによってではなく、
天意と喜びの光を
もたらすことでしか無理なのです。