時の無い世界
時は連続した直線ではないから、
一切のモノゴトは決して「過去」と
つながって起こっているわけではない。
ただし、ご本人がそう思うならば、
「時」は直線軸の中に閉じ込められ、
過去との縁が切れなくなる。(ここまでは良いですか?)
あらゆる全ては、「たった今」の意識から生じてくる。
その「たった今」という瞬間点(ゼロ点)は、
「時の無い世界」なのです。
時の無い世界から、あらゆるカタチが創られるのです。
創造の源は、時の無い世界です。(ここまでは良いですか?)
あなたの本質の意識は、
あらゆる時を超越しており、
時間の支配下にはなく、
したがって、時の無い領域なのです。
それでいて、時が存在する世界(カタチがある世界)と
密接にからみあっています。(ここまでは良いですか?)
時の無い世界(カタチの無い世界)
そのものであるあなたの意識は、
かつて自らを二つに分けて、
その片方を物理的な世界(時とカタチの次元)
へと生まれさせました。(聖なる二分法)
つまり、分割した片方の意識を、
カタチあるものの中へ入れたのです。
そして、カタチそのものと同一化してしまった片方の意識は、
今までのような時のない感覚とは全く違う周波数の中で、
自らを忘れました。
自分が意識存在であることに対して、
完全に無意識になってしまったわけです。
カタチの中で自らを見失い、
カタチこそ自分だと錯覚するようになったのですが、
これを「意識の眠り」と言います。
これが不覚です。これが無明です。
覚醒や悟りの逆です。
そして、あなたの意識がイヤでも覚醒できる瞬間とは、
(一般的には)個々のカタチが崩壊する時に限られ、
あなたの肉体が解体される「肉体死」の
瞬間だけの話しになります。
肉体に入っていたあなたの意識は、
解体される肉体から抜け出て、ほんの一瞬、
その本質である「不死」「永遠」の意識に目覚めますが、
たちまち再び、意識の眠りに陥って、
次なる別の肉体へと入り込んでいきます。
(その別の肉体とは、他ならぬ今の肉体ですが)
最後の息を引き取る時だけは、
また一瞬だけ覚醒できますが、
再びカタチへの同一化が始まるのです。
いつまでたっても、あなたの意識は、
カタチの世界(時の世界)の中だけに
閉じ込められてしまうのです。
時間から出られないから、
時間の制限を受け、時の支配下に入り、
やがて劣化していく。
カタチから出られないから、
カタチの制限を受け、
やがて劣化していく。
あなたの意識が覚醒せずに
肉体・思考体・感情体という
カタチの中で眠ったままであれば、
「時の世界」(カタチの世界)に閉じ込められ、
創造主である「時の無い世界」との連結を忘れたままになり、
進化繁栄した「時」を
この物理次元へ流し込むことができなくなります。
そして経験できません。
私たちの意識を覚醒させ、
カタチとの同一化から目覚めて、
もともとひとつであった「時の無い世界」の意識(創造源)と
つながり直すことが大切です。
それは、「時の無い世界」に
あなたの意識を置き続けることに他なりません。
その領域には、過去時間のトラウマも、
未来時間の恐怖も、いっさい存在しないのです。
まさに聖域であり、至福の涅槃です。
今も、後も、永遠に、
現実界の全ての時というものが、
「時の無い世界」の意識から
門戸開放されるのです。
※非常に大切な内容ですし、講座やセミナーなどで、機会あるたびに
直接に詳細をお伝えしたいと思っております。
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